夢は持ってるけど、何をすればいいかわからない。
「このまま夢で終わってしまうのかな…」そんな不安、漠然と抱えていませんか。
今の平和な日本に生まれ、望めば叶う時代にいるなら、せっかく持った夢を実現させていきたいですよね。
あなたの夢によって、励まされ幸せになる人がきっといるはずです。
夢を実現させるには、望む場所に行くための地図が必要。
それには、夢を叶えた人が何を実践していたのか、それを知ることが一番の近道になります。
そして同時に、夢を夢のまま終わらせないために、自分の意識をどのように保つのかも大切。
例えば大活躍の大谷翔平選手も、夢を叶えるために実践したことや自分の内側、心を見つめることを怠りませんでした。
最初は誰もが「そんなこと叶うの?」と思うような夢であっても、不可能ではないということを彼は示してくれましたね。
今回の記事では、夢を叶えるための7つの方法と「夢には意識の在り方が大切」その理由を解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
方法1. 必ず行うルーティンを決めて毎日実行する
夢を叶えるために必ず行いたいのが、自分のなりたい姿(夢)をイメージして毎日のルーティンにしてしまうことです。
イメージすることは、夢の扉を開けるための最大のツールです。
トップのアスリートたちで、このイメージトレーニングをしない選手はいないと言われるぐらい、今や常識になりつつあります。
目指す目標が叶った状態を体験(イメージ)しているので、リラックスして確信をもって本番に臨み、良い結果を残すことができます。
あなたは自分の夢をどのくらいイメージできていますか。
細部までありありとイメージできるほど、実現の可能性は上がります。
それを毎日のルーティンに取り入れて、より夢に近づいていきましょう。
ルーティンその1.
イメージングを取り入れる
五感をフルに使いあなたが夢を叶えたところをイメージします。
あなたの描く夢には、どんな景色が広がっていますか。色や匂い・音はどうでしょう。
その夢の場所にいるあなたが、今どんな感情を感じているのかも大切です。
嬉しい気持ちや胸が震えるほどの感動でしょうか?五感でありありと想像してみてください。
大事なのは、その感情を今ここで味わっているかのように感じることです。
それによって、その場にいるような臨場感が感じられると脳はそれを現実と捉え、その現実が実際に目の前に現れてきます。
そのワクワクとした高揚感の感覚を覚えておいて、いつでも取り出せるようにしてくださいね。
・脳には時間の概念がない。
・過去も未来も「いま現在」起こっていると捉える。
・ワクワクとした喜びの感情によって脳から快楽ホルモンが出てくる。
ルーティンその2.
アファメーションをする
アファメーションとは、自分が達成したいと思っていることを、繰り返し言葉にすることで夢を叶えるツールの一つです。
〈ルーティン1〉でやった夢が実現したイメージから、アファメーションの言葉を作ります。
・肯定的でポジティブ、現在進行形の言葉を使う
・実現したときの感情を入れる
・今の感情とズレがないか、チェックしながらぴったりの言葉を探す
アファメーションする時間は、イメージを集中して行える夜や朝がお勧め。
まだ脳が完全に覚醒していない朝は、潜在意識に刷り込むにはもってこいの時間。
ちなみに夜眠る直前も、潜在意識に記憶が定着しやすい時間です。
そのほかに、日中帯で例えばお風呂の時間、トイレに入った時など具体的に決めて行うとさらに良いですね。
方法2. ポジティブな思考を持ち続ける
夢の実現にはポジティブな思考を持ち続けることは必須です。
なんの疑いもなく、自分の夢の実現を100%信じることができるならその夢は叶います。
もしあなたが「できないかもしれない」という不安を持ってしまうと、残念ながら叶いません。
なぜなら現実とは、あなたの考えていることや意識していることが現れてきているからです。
もしそこにポジティブな思考でいられない原因があるとしたら、それを取り除いてあげましょう。
そして、自分の周りにポジティブで夢が叶うことに関する情報だけを取り入れていってください。
あなたの頭の中が「できない」という情報ではなく、「夢は叶う!」という情報で満たすほど確信を持つことができます。
夢を叶える人と叶えられない人の違い、それはどちらの情報をより多く持っているかという違いだけです。
成功している人も、脳の機能的な違いはまったくありません。成功している人が特別な脳を持っているわけではないのです。
必要なのは、自分は夢を叶えられるというポジティブな思考に保ち続けることのできる情報に触れ続けること。
ポジティブな思考でいれば、脳はあなたの夢を叶えるために働き続けます。
あなたにできること
あるいはできると夢見ていることがあれば
今すぐ始めなさい
向こう見ずは天才であり
力であり、魔法です(ドイツの詩人:ゲーテ)
壁は自分自身だ
(芸術家:岡本太郎)
方法3. 周りの評価を気にしない
夢を叶えた人の中には、周囲から「無理だからやめておけ」と言われた人が多いことに気が付きます。
周りの人は、相手を思っての言葉なのですが、社会の常識や価値観に照らし合わせてアドバイスしてしまいます。
しかし他方で、周りの言葉に左右されずに、自分の心の声に従える人だけが最後に夢を実現しています。
夢を叶えた人で思い出すのが、アメリカ大リーグに入る夢を果たした大谷翔平選手。
周りの人が、どんなに二刀流は無理だと否定しても信念を持ち続けました。これは今では誰もが知っている有名な話ですね。
ところが選手となり、二刀流で活躍している間も、その声は消えませんでした。
幾度となく身体を故障したり、手術をしたりアクシデントがある度、野球OBは「投打のどちらかに絞った方がいい」と主張を続けます。
この時も大谷選手はその言葉に耳を貸しませんでした。人の思惑ではなく自分を信じる考えを貫いたのです。
たとえ先がわからなくても、周りの評価を気にすることなく、自分の本心からの思いを優先できるかどうか。
これが本当の夢実現の道に続いて行きます。
方法4. 目標の期限を決める
脳は目標を紙に書き、その輪郭をはっきりさせることによって必要な情報が集まります。
これは脳の中にあるRASと呼ばれる、車でいうナビゲーションのような働きがあることで、必要な情報を収集してくれるからです。
ありがたいシステムが脳の中にはあるのですから、これを利用していきます。
ここでも、大谷翔平選手がメジャーリーガーとなった夢実現の方法が素晴らしいので取り上げてみましょう。
彼が、高校一年生の時に作成した目標達成のマンダラチャートは有名です。
そのマンダラチャートの真ん中に大きく書かれた夢は、「8球団からのドラフト1位指名」でした。
それを中心として、その周りに下記に示すような「夢に必要な8要素」を上げています。
2. コントロール
3. キレ
4. スピード
5. 変化球
6. 運
7. 人間性
8. メンタル
この8要素から、さらに何をしたらいいか具体的行動が8個ずつあり、9×9で計81個の目標達成シートができ上りました。
さらに、これに期限を決めて「ドラフトまでに」としました。
目標に期限を決めると、その達成のためにはどうしたらいいのか?が自然と出てきます。
やはり期限を決めないと気持ちは「また明日」と、だらだらと引きずられてしまいますから。
夢を実現させるためには、この目標達成シートのように必要な要素を具体的に書き出し、それを細かく分解していくことで目的地を見失うことなく進んでいくことができます。
この目標設定は、もちろんスポーツだけに限ったことではありません。
これは組織に所属する会社員や学生または主婦とっても、有効的に使える方法です。ぜひ試してみてくださいね。
方法5. 考え方・視野を広げる
夢の実現のために、考え方・視野を広げるについても、大谷選手は良い例を示してくれています。
今度は、自らの考え方を「柔軟に変化させる」ことで、最終的により夢の実現に結びついたという事例です。
彼は、高校を卒業後にアメリカのメジャーリーグ挑戦を公言し、一度はマスコミ・世間の前で「日本のプロ野球に入る確率はゼロ」とまで言い切りました。
当時、大谷選手に熱いエールを贈っていた日本ハムが〈夢への道しるべ〉と書かれた提案書を作成。
それを読んだ大谷選手は、自分の考え方を大きく変化させます。
そこには「急がば回れ」につながる言葉がありました。
≪あなたの夢がメジャーリーグで活躍することであれば、今日本のプロ野球に入ることはあなたにとっての近道になる≫
そのような内容をもとにして、それを実証する多くのデータと資料が添付されていました。
結果的にはそれが大成功で、大谷選手は日本のプロ野球で輝かしい実績を出したからこそ、メジャーリーグの一軍で初年度から活躍することができました。
日本ハムが私欲ではなく、一人のプレーヤーの幸運を願っての行動も良かったですね。
それと同時に大谷選手のように「公言したから」という枠を取り払い、自分の固まった考え方を見直し、視野を広げることで夢に近づく道ができました。
このように夢を目指す時、一見遠回りに思うことであっても、自分の考え方に固執することなく、視野を広く持つことが必要な時が多くあります。
方法6. 他人を批判せず長所に目を向ける
相手の長所に目を向けるのが、「どうして夢を叶えることになるのか?」あなたは疑問に思うかもしれません。
相手の長所に目を向けることは、思ってもいないメリットを自分にもたらします。
こんな言葉があります。
他人の長所を見つけようとすると、どういうわけか自分の良いところが引き出される。
(アメリカ教育哲学者ウィリアム・アーサー・ワードの言葉)
① 人の良いところが見つけられるということは、自分の中にもそれがあるということです。
相手の長所=自分の長所でもあります。
② 他人の長所に目を向けることができるということは、「ない」ものではなく「ある」ものを選ぶことのできる見方ができるということです。
たくさんの人の長所を見つけることを意識してやっていると、自然と前向きになります。
そして、そんな関係から思わぬ夢へのヒントをもらえることもあります。
③ 自然に感謝の気持ちが湧き出て、自己肯定感が高まります。
方法7. 自分と対話する時間を作る
あなたの夢は本当に自分の本心から欲しているものですか?
夢を持っている人が意外に陥ってしまうのが、他人基準で夢を決めてしまうことです。
これは気が付かずに、案外多くの人が思い込んでしまう部分でもあります。
親や会社からの期待、世間的な価値基準で決めてしまっていることがあるかもしれないということです。
他者のモノサシを基準とした夢は、自分の本当の願いとは一致していない場合があります。
一度自分の夢を振り返り、他者基準になっていないか探ることで、大切な時間と労力を無駄にせずに済みます。
そのためには、自分の内面と向き合い対話するということが必要になります。
自分とよく対話できていれば、それが自分から出てくる本当に心からしたい夢なのか、親や世間の目を意識したものかがわかります。
本当に魂からワクワクする夢であるなら、周りでどんな反対にあっても、それを追い求める勇気も出てくるはずです。
夢を叶えるためにまずは意識を変える⁉必ず夢は叶えられる!
ここまで夢の実現の方法を7つ書いてきましたが、なぜこのようなことを実践すると夢はかなうのか?
それはあなたの脳の中にある「叶わないかもしれない」という情報の一つひとつを丁寧に見ていき、「絶対に叶う!」に変えていくことであなたの意識が変わるからです。
この「意識を変える」ということがとても重要です。
夢が叶わないのは自分を信じることができない「不信の思い」があるためで、それを自分はできるという「自己信頼」に変えていくことが最も大切。
夢を叶えるのは才能があるなしにかかわらず、自分の意識をいかに「できる」に変えられるかということなのです。
「私はこの夢を実現できる」という情報をたくさん収集し、それをもう絶対にこうなる!と思うほど集めていく。
それを脳が信じることができるなら、その夢は叶います。
まとめ
今回の記事では、夢を夢のまま終わらせないために「今やるべきこと」を7つの方法として提案しました。
夢を叶えた人の具体例を入れながら解説しましたが、あなたは夢の全体像をイメージできましたか。
夢を叶えるのは決して特別な人ではなく、誰でもその方法さえ知ればたどり着くことができます。
そして忘れてはいけないのが、最後に書いたあなたの意識を変えていくことです。
とは言っても、なかなか自分の意識を感じたり、変え方がわからないということがありますね。
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