自分を変えようと思ってもなかなか変えることができない。
ポジティブに考えようとしても
イライラしないようにしようとしても
飲みすぎないようにしようとしても
相手を怒らせないようにしようとしても
最初はうまくいったと思っても、気が付けば元通り。そんな自分をどうにかしたい!!
と思ったら、やるべき順序を意識してください。
いきなり行動を変えようとするのではなく、まずは受け入れること。
そんな自分を受け入れることから始めるのです。
その1 受け入れないことには現状を変えることはできない
多くの人が自分を変えたくても変えられない原因の1つに現状を変えようとしてしまうことが挙げられます。
例えば、ポジティブに考えようと努力しているのに、ついついネガティブな方を考えてしまっている。そんな自分はダメだ!もっとポジティブに考えなきゃ!ってことでポジティブに考えようとして失敗するのです。
現状を変えようとするのではなく、自分の中の回路を書き換える必要があるのです。
私たちは、自分の望んだ通りの現実を生きています。それなのにどうして望んでいないはずのネガティブばかりが繰り返されるのかというと、意識的に望んでいる時間より、無意識に任せてしまっている時間の方がはるかに長いからです。
つまり、私たちの現実は無意識によって支配されています。その無意識の思考どおりの現実が創られていることを理解する必要があるのです。
もし自分の現実にネガティブなことが沢山おこるのであれば、それはあなたが無意識に考えているのがネガティブだからです。
裏を返すと現実から自分の無意識を知ることができるのです。
こんな経験はないでしょうか?
新しい車を購入しようと思って買おうと意識し始めたとたんに、買う予定の車を沢山目にするようになる。これは現実が変わったのではなく、自分が普段意識するものが現実でフォーカスされやすくなるからです。
つまり、ネガティブが頻繁に起こる事に対して、これをポジティブに考えないとダメだ!と考えるのではなく、自分の無意識に働かせていた回路がネガティブだったのだと受け入れる要素だと捉える。
最初は認めたくありません。だって自分の現実は自分が創っていたと認めてしまったら相手のせいや物事のせいに出来なくなってしまうのですから。そこを勇気を振り絞って、自分の現実に起こることは自分が創り出していると認め、受け入れるのです。
それはネガティブな現実を創っていたのは、自分がネガティブを発していたからと受け入れることでもあります。
しかし、ここで注意するのはあなたの本質がネガティブだというのではありません、あなたの回路がネガティブを選択し続けてきたのだということを受け入れるのです。
その2 頭では理解していても心から受け入れられない
生きていればいろいろな出来事に遭遇します。その中には、自分が創り出したとは受け入れたくないような出来事も起こることがあります。
人前で侮辱されたり
約束を反故にされたり
嫌味や皮肉を言われたり
大切な人を馬鹿にされたり
頭にきますよね!
それを受け入れなきゃいけないのか?って話なんですが、ここで間違えないで欲しいのが、「自分はそういう人間なんだと受け入れましょう」ということではないということです。
受け入れるというのは、そういう出来事に遭遇した時に出てくる感情を見つめ、そう思っている自分を受け入れると言う事なんです。
例えば、人前で侮辱されて、恥ずかしくて、悔しくて泣きそうだったとします。でも自分を取り乱さないように我慢しました。でもその時抑え込んだ感情も、後になって噴出します。人前であんなこと言うなんて信じられない!!もうあの人は絶対に許せない。口もきかない!覚えておきなさいよ!!
そういう風な流れを辿るとしましょう。
これをどう受け入れたらいいのでしょうか?
ちなみに相手を受け入れるのは難しいですよね。これだけイライラしている相手を受け入れてしまったら腹の虫が収まらないと思います。
でも、受け入れるのです。ポイントは、受け入れるのは自分の感情です。相手ではありません。相手にそうされて悔しかったから、相手にフォーカスしたくなるのをグッとこらえて、自分の感情と向き合うのです。
そんな時、あなただったら友達に何て言って欲しいですか?「あんなこと言われて悔しかったよね」って寄り添ってもらえたらどうでしょうか?そんな風にあなたに寄り添ってくれる友達には本音をボロッといってしまうかもしれませんよね。
それが大事なんです。あなたがあなたの感情に寄り添ってあげるのです。話を聞いてあげるのです。
何が悔しかったのか?何がつらかったのか?どうしたいのか?
そんな気持ちを黙って聞いて受け入れてあげる。そう、あなたがあなたの感情を受け入れるのです。ここです!!
そうすると、あなたが感じている感情が明確になりはじめます。その時に、今後もその感情の中にいたいか?それともそこから解放されたいか?を自分の感情と相談します。そして解放されたいと思った時に、その感情を手放すという選択ができるのです。
でも最初は結構むずかしくて、もうその感情の渦の中にいるのはこりごりだ!と感じれるまで感じきらないと手放すことを選択できなかったりします。
そこにあるのは、この感情を手放してしまったら相手に復讐できないという未練が残るからです。
そう、最終的に受け入れてあげるのは、「復讐したかった」という自分がもっとも受け入れたくない、認めたくない、ドロドロとしたドス黒い感情だったりします。そんなものが自分の中にあっただなんて誰だって認めたくありません。
でもいずれ認めなければ先に進めないというところまで来ると、ようやく手を付けることができます。これがあなたにとってのカルマの親分です。
その3 解放のゴールデンルート
カルマ(業)とは、自分の中にクリアされず未消化のまま残された感情の事です。
例え話です。
Aさんの行った行為によって、Bさんを悲しませ罪悪感に苛まれていたとします。それを解放せぬまま時がすぎ、いつか謝罪しようと心に決め、その時がやって来ます。ところがその数日まえにBさんは亡くなっていました。
亡くなる直前、BさんはAさんの事を気にかけ、私の事で悩まないで欲しいと家族に遺言として言葉を残していました。
それを聞いたAさんは、いてもたってもいられなくなります。どうしてもっと早く勇気を振り絞って会いにこなかったのか…。自分を責め、その癒えない苦しみをずっと背負ったまま生涯の幕を閉じます。
亡くなる直前、Aさんは心にこう誓います。「次、生まれ変わった時は、Bさんを償う…と。」
これは輪廻転生が存在することを前提とした例えですが、僕は過去生というものが存在すると信じています。
あなたはいかがですか?
これはある・ないを議論しても仕方のない話だと思うので割愛しますが、輪廻転生が存在すると仮説を立てた方が、理解不能な現象に説明が付き始めるのです。
例えば、今世経験したことがないのに狭い所に恐怖したり、飛行機に乗ったこともないのに乗ることが怖くて敬遠したり、海で泳ぐことに極端に恐怖がやってきたり。
そんな記憶はどこにもないし、体験したこともない。それなのにどうしてそんな感情反応が起こるのか?と考えてみた時に、過去生で体験した感情の記憶と考えると妙にしっくりきませんか?
そしてそんな感情の記憶の中には、解放したくても解放できなかったデータも含まれていると考えた場合、今世生まれてきたら、その感情を解放したいと思うのではないでしょうか?
何の為に?自分を苦しみから解放するためにです。
だから、過去生で沢山の人を殺めてしまったことを後悔している人は、人の役に立ちたいと考え、そういう仕事を今世で全うしようと考えたりするかもしれませんし、大富豪で民の苦しみをわからなかった王様は、今世でその苦しみを味わう人生を送ることで人の気持ちを知るという体験をしているかもしれません。
安易に今世と過去生を結びつけるのは避けたいと思いますが、そう考えることで、自分の思考によって創り出したと受け入れられない現実にも納得がいってしまうのです。
しかも、その感情を解放することでどれほど長い間抱えてきた苦しみから解放されるのかと考えると、それは言葉では表現しようのない衝撃的な出来事かもしれません。
そして良く思い出してみてください。あなたが苦しみぬいてきた感情である「復讐」というキーワードを解放するきっかけをつくってくれたのは誰だったでしょうか?
そうなんです。人前で侮辱したもっとも憎き存在が、あなたの不幸の源となっていた「復讐」というキーワードを浮き彫りにし、あなたに解放するチャンスを与えるために配役として演じたエンジェルだったのかもしれない…。
これをこじつけと捕えるか、自分を復讐という感情のループから救うと考えるかはあなたの自由です。
しかし、あなたを自由にする考え方、心の闇から解放する考え方を選択していくと、絶対に許せないはずの相手が感謝してもしきれない相手に変わってしまうこともあるということです。
これは相手(外)にフォーカスして相手を許そうというような軽い解放ではありません。あなたの今世生まれてきた目的の1つであり、何としても実現させようと心に決めてきたカルマの親分の解放です。
これこそが、あなたが自分の感情に寄り添い、自分を受け入れることでつくり出した解放のゴールデンルートなのです。
追伸 「受け入れる」の間違った使い方
本来、正しいも間違いもないと思います。その人がそうだと言えばそうなんですから。
でもあえて間違ったと表現するのは、お伝えしたいことをわかりやすく明確にするためです。それを前提としてご理解いただけたらと思います。
例えば、すごく頭にくる相手がいたとします。「アイツは本当に常識の無い奴だ!と受け入れました。」これってどう思いますか?
受け入れたのではなく、相手をジャッジし自分の価値判断の中で除外したのです。これは僕がお伝えしてきた受け入れるの反対を意味します。受け入れたという言葉を使えば受け入れたことになるのではなく、また受け入れるのは相手でもなく、自分自身の感情です。
これを僕の伝えている受け入れるに変換してみてみるとしましょう。
僕 「アイツから皮肉を言われて頭にきた!」って思ったんだね。ところでどんなところが皮肉と感じたの?
感情「きっとAさんなら僕よりもずっとうまくこなしてくれますよ、ね~!!」
僕 「なんでそれを皮肉と感じたの?」
感情「どうみても人のこと馬鹿にしてるから」
僕 「例えば?」
感情「アイツの目がそれを物語っていた…」
僕 「どんな目をしてたの?」
感情「ケッ…って感じ」
僕 「それは頭に来るよね」
感情「だろ?あいつはいつも常識ないし…」
僕 「どんなところが?」
感情「慣れ慣れしいし、懐にズカズカ入り込んでくるし」
僕 「それってもしかすると親しみを感じているからかもしれないよ」
感情「んなばかな…」
僕 「だって僕も親しみを感じる人にはなれなれしく言っちゃうことあるし、それが相手に嫌な思いをさせたいから…なんて訳じゃないし。」
感情「じゃあどうだっていうんだよ」
僕 「それだけ信頼されているってことかもしれないよ」
感情「なんでさ」
僕 「だって信頼できる人にじゃないとそんな態度、僕だったら取れないから…。それにもし自分がそうした時に、相手をイラつかせているとしたら自分の行動を反省しないといけないよね」
感情「そうか…俺がそうしてたのか」
僕 「自分がどんな行動してるかって意外と気づいていないし、自分の気づかないところで相手を気づつけてることってあるよね」
感情「確かにそうだな…」
僕 「もしかすると彼はそれを僕に気づかせようとしてくれたんじゃないかな?」
感情「マジか…」
僕 「どうする?このまま相手にフォーカスしてイライラを続ける?それとも新しくデータを書き換える?」
感情「仕方ない、新しいデータに書き換えよう!!」
僕 「本当にいいの?無理してない?」
感情「こんな感情を持ち続けている限り幸せに何てなれないし、もっと自分を大切にしていきたいからね」
僕 「賛成!!だったらまずは受け入れようか?」
感情「俺は皮肉を言われてムカついていたことを認めます。そして相手にフォーカスして自分を守ろうとしていたことを認めます。相手は関係なく、自分の中のずうずうしさや慣れ慣れしさが相手を傷つけているかもしれないことを受け入れ、相手をリスペクトする意識を心がけます」
僕 「どう?スッキリした?」
感情「スッキリした!」
最後に…
こんな感じで、自分の感情と寄り添い、相手にフォーカスするのをやめ、自分の感情を認め受け入れることで、新しい意図を吹き込み、新しい現実を創り出すことができます。
あなたが望む現実が、相手を責め、復讐し、苦しめることであるなら、相手にフォーカスし続けることが正解かもしれません。でもその行為がもたらす世界は決して幸せではありません。自分が蒔いた種は自分の現実に確実に反映されます。それが僕たちが持っている創造の力だからです。
その力をどう生かすかで、あなたの現実は望ものと全く逆になってしまう可能性があることを知り、意識的に生きていく選択をしていくことが自分に優しい生き方です。
自分の望まない現実が目の前に展開されているとするなら、まずは受け入れること!相手や物事ではありません!!自分の中に出てくる感情を受け入れるのです。
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人生の価値を引き上げ、生まれてきた意味を進化させませんか?
「なぜ人生に繰り返される悩みが起こるのか?」
「どうすれば悔いのない人生が送れるのか?」
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ではあなたと、探求者の決定的な違いは何か?
知っているか、知らないか・・・
気づいたか、気づいていないか・・・
ここです。
現にあなたには、今も無意識の設定が設計図通り作用し続けています。
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