新しい習慣を身につけるということは、新しい自分に生まれ変わるチャンスです。
その為には毎日続けることが欠かせません。
でも続かない…。
食べ方を変えて、ダイエットを成功させよう。
ネガティブに考えるのを止めてポジティブになろう。
早起きをして毎朝ジョギングをしよう。
自分の変化を記録するために毎日ブログを更新しよう。
こうして意気揚々と始めたものの、3日も経てば元通り。
三日坊主の成立です!
何をやっても三日坊主で終わってしまう人は、他者からも自分からも評価されません。待っているのは自己不信と雑用!?だったりします。
その一方で、三日坊主を超えた先に待っているもの、それは…
自己管理能力です。
自己管理能力のある人には、仕事を任せても安心ですよね。だから出世も早いし、信頼関係も構築されやすい。一方で、自己管理能力の無い人で優秀な人をみたことなんてありますか?つまり自己管理能力を身につけることは、人生を大きく飛躍させるカギとなるのです。
では、三日坊主を脱出できない自分をどうやって変えていけばいいのでしょうか?
三日坊主を克服するための5つのステップで解説していきましょう。
三日坊主を克服して自己管理できるようになる5ステップ
その1 自己管理できない人が陥りやすい罠を見分ける
↓
挫折…
↓
こんどこそ!!
↓
挫折…
↓
何が何でも覚悟を持ってやるぞ!!
↓
挫折…
誰だってこんなに挫折が繰り返されれば、心だって折れてきます。
そんな時にインターネットを検索していると『自己管理できない人が自己管理できるようになる3つの方法』というマニュアルが販売されていました。
それ、もしかしたら買っちゃうかもしれませんね!
いや、間違いなく買うでしょうね。
だってその販売ページには三日坊主を克服した先にどんな明るい未来が待っているか延々と書かれているのですから。しかも、これまでうまくいかなかったことが、その方法を知らなかっただけだと書いてある。
だから、その方法を知れば問題が解決できる!
↓
買う!!
↓
そして…
↓
挫折です。
もう立ち直れなくなってしまうかもしれませんね(T_T )
これが三日坊主が克服できない人の陥りやすい罠です。
実は、三日坊主を克服できない人が自己管理できるようになる1つめの秘訣は、自己管理できるようになる『方法』を学ばないことなのです。
なぜか?
『方法』に自己管理の答えがないからです。
では答えはどこにあるのか?
ズバリ、『あなたの中(内)』です。
あなたの思考回路の中に、三日坊主を創り出す回路が構築されているのです。ですから、方法(外)に解決を求めたところで、自分の中が変わらなければ挫折という結果にしか辿りつくことができません。
自己管理能力の解決を外に求めている限り、求めているゴールには決して辿りつけないのです。
結論からお伝えしてしまうと、自己管理できるようになるためには、無意識の思考回路を観察し、自己管理できるように意識的に回路を構築していけばいいのです。
その2 無意識に気づく
いくら三日坊主を克服する方法を学んでも自己管理できるようになれないのは、無意識に発しているものに気づいていないからだとお伝えしましたが、自己管理出来ない人はどんな無意識の回路が出来てしまっているのでしょうか。
それにはあなたの無意識の状態を観察することから始めます。
・普段自分がとっている行動は?
・日頃何を考えているのか?
・私にはどんな癖があるのか?
そんなところをチェックしてみてください。
無意識の時間が多い人ほど、自分の思考や感情よりも起こった出来事や現象、事実にばかり意識を向けてしまいがちです。その時、自分が何を思い、何を感じているかということを観察する癖をつけるようにしていきましょう!
その3 繰り返されるパターンに気づく
決めたことが続かない人は、だらしなくて、意志が弱くて、三日坊主と自己評価されてしまいがちですが、できないにはそれなりの理由がその時々に存在したのです。
・急に仕事の予定が入ってしまったり
・電車が遅れてスケジュールが狂ってしまったり
・体調を崩してしまったり
・予期せぬトラブルが発生したり
・イライラさせる人が現れたり
だから今日はできなくても仕方ない!!
明日からダイエット
明日からポジティブ
明日からジョギング
明日からブログ更新
経験ありませんか?
そしてまた明日も予定が入ったり、予期せぬトラブルがあって、やらなきゃやらなきゃと思いながらもできない。
何でしょう?
こうやって新しい事を始めようとすると、急にできない理由が重なるのって?
偶然でしょうか?
実はこれ、あなたの現実で繰り返されてきたパターンであり、あなたが無意識に創り出している現実なんです。
その4 無意識に創り出している現実を変える
あなたが無意識に発しているものに気づき、あなたの人生に繰り返されているパターンを見れば、あなたがその現実を創っていることに疑いの余地がなくなってきます。
つまり、三日坊主は自分が創っていたんだと受け入れることができると、自分がどうなりたいのか?に書き換えることが出来ると言う事です。
冒頭から繰り返しお伝えしていたのは、この自分の中の思考回路の設定を変更しないで方法論に頼ってもダメだよ!ってことですね。
繋がってきましたか?
では具体的に自己管理できる人とできない人の違いを知って、自己管理出来る人の回路に書き換えていきましょう
その5 自己管理できる人とできない人がこだわるものの違いとは?
- 自己管理できる人は無意識の時間が短く、自己管理できない人は無意識の時間が長い。
- 自己管理できる人は自分(内)をフォーカスし、自己管理できない人は相手(外)をフォーカスする。
- 自己管理できる人は自分を知るために物事が起こっていると理解し、自己管理できない人は物事によって自分が影響を受けると理解する。
- 自己管理できる人はどうやったらできるかを考え、自己管理できない人はできない理由を正当化する。
- 自己管理できる人はやり方や形にはこだわらず、自己管理できない人は規則正しくやることにこだわる。
- 自己管理できる人は出来なかった理由を反省し、次は出来るように活かそうとする。
- 自己管理できない人は出来なかった理由を認め、出来なかったことを正当化する。
- 自己管理できる人は人からどう思われるかに興味なく、自己管理できない人は人からの評価を気にする。
加えて自己管理能力が高いと言われているアスリートのメッセージにもヒントが沢山あります。
浅田真央選手:起きてスケート、食べてスケート、寝てスケート…、努力しないで天才になれたらいいな。
羽生結弦選手:できることを出し惜しみしてやっていてもつまらない、それは一生懸命ではない。
内村航平選手:演技でもいつやってもメダルが獲れるレベルまで練習してきています。
三浦カズ選手:常に何かに挑戦していれば輝きは失われない。挑戦してその結果が成功だとか、失敗だとかではない。挑戦したときがもう成功といえるのではないだろうか
イチロー選手:少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。
本田圭祐選手:一年後の成功を想像すると日々の地味な作業に取り組むことができる。
澤 穂希選手:サッカーの神様などいない。頼れるのは自分だけ
最後に…
三日坊主を克服するには、無意識の思考回路を観察し、自己管理できるように意識的に回路を構築していけばいいのです。
そこから始まる人生のストーリーを楽しんでいきましょう!!