あれもやらなくちゃいけないし、これもやらなきゃいけない。やること沢山あって時間がない…。
そんな時、あなたはどう認識していますか?
ここ大事です。
殆どの人は「忙しい」って認識します。そしてその通り時間のない過ごし方を送ります。僕も長いこと忙しい忙しいって時間がなく生活してました。
でも同じ状況にあっても「忙しい」って認識しない人がいます。不思議なことに、その人は忙しくならないんです。
ということで【心に余裕がない人シリーズ】の第二段に行ってみたいと思います。
第一段のお金に余裕がない人から読みたい人はコチラをクリックしてください。
第二弾は時間です。
その2 時間がない人の特徴
「忙しい」が口癖になっている
__ちょっと中学生の頃を思い出してみてください。
学校が終わると塾に行って、家では学校と塾の宿題やって、休日は部活の試合に行って、それはそれは時間がない忙しい毎日。でも僕にとってはそれが当たり前でした。
そういうもんだと思っていたから…。
あなたはいかがでしたか?
でも良一というクラスメイトは違いました。彼は同じ部活に励みながら、塾には行かず、家で予習復習を済ませ、学校の授業がメインでした。無論時間があったのです。
僕は当時、どうやったら彼みたいに余裕を持つことができるだろう?とは考えず、あいつは天才だから…で片付けていました。
天才と凡人。
このわけ隔てた考え方に疑問を抱くようになったのはまだ最近の話です。どういうことかというと、僕が天才だと感じた人の共通点は、どうやったら不可能が可能になるかを真剣に考え、努力した人たちだったからです。
そして僕は、「時間がない=頑張っている」と自己満足に浸って、いつまでもそこから抜け出そうとしない凡人でした。
だから堂々と「僕は忙しいんだ」ってアピっちゃう(笑)
でも仕事のできる人は「時間がない人」=「無能な人」って置き換えて、今が忙しかったとしても、忙しいままの自分を許さない。常にアイデアを考え、余裕を持つための方法を絶えず考えているのです。
そして驚いたことに、天才も凡人と同じように、そういうものだと思っていたから…。と同じセリフを発するのです。
そうなんです。それぞれが自分の認識した通りの現実を創りだしているに過ぎなかったのです。
余裕を持つ人を天才、時間がない人を凡人とした場合…
天才と凡人は「そういうもんだ」と思っていることに違いがあるという話をしましたが、他にもどんなところに違いがあるのか対比しながら見ていくことにしましょう。
わかりやすくするためにここでは忙しく時間がない人を凡人と定義します。余裕を持つために努力する人を天才と定義します。
こうやって客観的に比較して見れば、凡人は物事に左右され、時間がなくなるような行動をしてしまっているのがわかりますよね。いっぽうで、余裕を持ち、なんでもそつなくこなす人は天才というより、意識的に自分の行動に責任を持っている人だというのがわかりますよね。
ではどうして自分の行動に責任を持って生きている人を天才と思ってしまうのか?
それは僕たち人間の根底にあるのが怠惰だからです。対象を天才と認識することで努力しようとする意欲を削いできたのです。
だからその流れに乗っかって生きている人は凡人になり、自分の弱さや怠惰に逆らって、克服していったち人が天才になる。言い換えれば凡人は、凡人であることを自分に許し、天才は凡人であることを自分に許さなかっただけなのです。
時間がない人は意識の怠惰に気づけ!
初めてこの話を聞いたとき、僕は怠惰という言葉に抵抗しました。「こんなに頑張ってるのに怠惰なはずがない!」と。
怠惰というと、やることがなくて家でダラダラしていたり、いい加減でやるべきことをやらない人というイメージがありませんか?
僕はそこにフォーカスしていた為に受け入れることができなかったのですが、ここでいう怠惰とは行動のことではありません。意識の怠惰です。
ちなみに意識の怠惰は、表面的思考だけでは見えてきません。その思考のもととなっている裏の意識に気づくことから始まります。
意識の怠惰の例)
◎今のままで十分幸せ
→幸せの上限を決め、その先に向上していこうとしない意識◎もう新しい機能はいらない
→新しいことを覚えるのがめんどくさい◎普通が一番
→変わりたくない、変わることへの抵抗感◎あとでやろう
→めんどくさいからやりたくない◎○○さんがそうしろって言ったから
→自分は悪くない、責任転嫁◎常識的に考えて無理
→非常識な方法を探すのが大変
こんな感じで、【変化を望まない】【努力を望まない】【責任を持ちたくない】後ろ向きな考えの元になっているものを意識の怠惰と呼んでいます。
あなたの中にもありませんか?意識の怠惰が…。
どんな物事にも原因があって結果があるように、心に余裕がない人には「お金」・「時間」・「人間関係」という3大原因があると第一段でお話ししましたが、これらに共通する根本原因には、必ず意識の怠惰が隠れています。
今回は時間がない人にフォーカスを当てていますが、共通する重要なポイントですので、意識の怠惰を見つけたらそれをしっかり自分に認識させることから始めていくようにしましょう。
時間がない人が余裕を持つための第一歩はそこから始まりますから!