ああ、忙しい忙しい。
あれやってこれやって、いくらあっても時間が足りないよ~。
仕事が終わらない時は徹夜なんて当たり前。とにかくやると決めたことは頑張って終わらせる。そんな風に忙しく寝る間も惜しんで働いている自分を頑張ってるって勘違いしてました。
一方で、隣りで仕事をしている僕の奥さんは、要領よく仕事をこなし自分の時間もしっかり創ってました。そりゃ仕事量だって違うし、僕の方が働いてるし…って本気で思ってたんですよ。
ところが、大きな勘違いに気づいてしまったのです。
何に気づいてしまったかと言うと・・・
僕は頑張ってる男ではなく、デキナイ男だった・・・。
ガ~ン!!
デキル女とデキナイ男
僕たちは夫婦で一緒に仕事をやってるので、手の空いた方がご飯を作ったり、家のことは二人で協力するようにしているのですが、深夜12時を過ぎる頃には奥さんは自分の時間を楽しんでるのに、僕は仕事が終わらずパソコンの前に…。
それが1日や2日ならいいのですが、数週間、数か月と続くようになると、あれもこれも手一杯になってきて、気持ちが粗雑になったり、自分ばっかりと被害者意識に入ったり、眠れないことにイライラし始めたり…たちが悪い(^^;)
どうやったらこの忙しいから抜け出せるのか?それを真剣に考えていたら、奥さんが教えてくれました。
「それがあなたのクリアすべき繰り返しのテーマだから!!」
僕の繰り返しのテーマ?なんじゃそりゃ?って思ってたら、それが後々とんでもない所につながってしまっていたことに気づくことになるのです。
僕は時間がない!って思うことが多いし、時間にコントロールされてしまうことも多い。時間と言う課題をどうやってクリアしたらいいか?と言うのは常々考えるところでもあったのでちょうどいい。
それでこの時間がないと思ってしまう自分をどうやって変えようか?ってところから着手してみました。
とその前に…。
時間ってそもそも何?
先日、奥さんの両親を連れて高野山に行ってきました。やる事がつまっていたので出発ギリギリまで仕事して結局1時間睡眠で出発しました。もうあと1時間で起きる時間だ~そう思ってベッドに入った瞬間に目覚ましが鳴った気分でした。寝た気がしない。
そして1日観光して食事して速攻寝ました。夜の9:00位から朝まで爆睡です。よく寝ました。でもあっという間でした。
そして高野山では6:30から朝のお勤めがありました。7:10までの40分のお経です。この時間の長い事。そのあとの朝食は家族で楽しく話しながら1時間あっという間でした。
はて?1時間の睡眠と9時間の睡眠は、共にあっという間。40分のお経がすっごい長いのに直後の朝食の1時間はあっという間。同じ時間にも関わらず体感がバラバラ。
一体何が起きてるんでしょ?
時間って本当は無いんです。あると認識するからあるだけのこと。時間の認識を自分の中から取り去ってしまうと、時間に縛られることもない!!
いきなり極論に入ってしまいましたが、じゃあできるの?って言われるとデキナイ。これが今の僕です。
でもはっきりわかることは、時間は自分の認識が創り出している設定だということ。だから都合よく、長く感じたり短く感じたり。
だったら都合よく時間を活用し、コントロールできるようにしちゃえばいいじゃないですか!時間に縛られる側から、時間を支配するものへのシフトです。
ちょっとカッコよくないですか?(^^)
時間がない=忙しい=頑張ってる
「こんな僕を認めてくれ~!」突き詰めていくと僕のテーマはそこに行きつきました。
ちょっとすっ飛びましたけど、僕のクリアすべき繰り返しのテーマの話です。
僕は子供の頃から要領が悪く、呑み込みも悪く、認めてもらえない悔しさを抱えながら生きてきました。先生から、監督コーチから、そして両親から。
小学校1~2年の頃は、字が汚いから書き直し!って担任の先生から僕だけ何度も書き直しさせられました。だから僕は字が下手なんだと認識し、字のうまい子の真似をするようにしました。
そして小学校3年の書き方の授業の時。みんなが提出を終えてるのに僕だけ一番ビリでした。ところがその字をみた担任の先生が「みんなも落合くんを見習うように!こうやって丁寧に書いてくださいね!」
初めて認めてもらいました。あまりの嬉しさに泣きそうでした。それ以来、時間をかけて丁寧にやることが僕の美徳として積みあがっていったのです。
時間をかけることへの美徳
僕はこの体験を通して初めて、クラスのみんなから注目されるという体験をしました。快感でした。もっと認めてもらいたいと思うようになりました。認めてもらう喜びを欲していたのです。
その為にやったことは、時間をかけることと、人より頑張ることでした。それが「僕こんなにやってるよアピール」だったのです。
裏をかえすと、カンタンにできちゃダメなんです。価値がなくなってしまうのです。頑張って努力してやっと手にしたものだから賞賛されるし価値がある。
驚いたことに、僕が子供の頃、一番認めてもらいたかった対象である父と母が亡くなった今もこの価値観をずっと握りしめていたのです。
クリアすべき古い回路のパターンって本当に凄いなぁって思いました。その設定から外れないように、その枠の設定の中で現実を創り続けるわけですから抜け出せるはずもありませんよね。
今は、もっとゆとりが欲しいし、奥さんのように快適に過ごせる時間を創り出したいとおもっています。ってことで新しい回路への書き換えのスタートです。
「時間がない」から「ゆとりがある」に書き換える
まずは自分の古い回路を書き出します。この古い回路というのが自分のパターンとなっている設定のことです。無意識の状態ではこの中をグルグル周ってます。
そして古い回路の価値観を根底から覆していきます。
例えば、
・あえて大変にすることで価値をつけようとしているだけだぞ!
・こんなにやってるアピールはカッコ悪いぞ!
・時間の尺は自分都合で創り出してるだけだぞ!
・作業にならないように!!常に真心があるか?
こんな感じでまずはこれまでの回路をしっかりと認識することと、書き換える根拠を並べ立てていくわけです。次に新しい回路へと書き換えを行っていきます。
まずこれまでの繰り返す思考回路にテーマをつけます。
僕の場合は、
【俺を認めてくれ! ⇔ 俺は悪くない!】ここから抜け出すための実践。としました。
次に新しい回路のスタートは、古い回路と同じところから始まります。なぜなら、これからも古い回路は選択され続けるからです。そして事あるごとに「時間がない」という感情が動き始めます。
そこで気づくのです。⇔ここがポイントになります!!
そして新しい回路へと誘導していきます。
その時も、その新しい回路を選択することが自分にとってどれだけ嬉しいことで、古い回路を選択することが間違いであるかを自分に伝え続けていきます。
これを繰り返していくのです。
僕がここで大きく強調したのは、古い回路では【時間がない=頑張る】ことで大変を創り出し、そこに価値を見出していたこと。でも新しい価値では【時間がない】って言ってるやつは仕事のできない奴だし、カッコ悪いしダサイ!って植えつけてます。
その中にいたくなくなるじゃないですか(笑
これが僕の奥さんに教えてもらった、新しい回路に書き換える大まかな流れです。細かく言うと幾つもポイントやコツがあるのですが、それを実際に実践してみたい方はコチラから体験入学してみてくださいね。
新しい回路を生きるということは全く別の人生を生きることになりますので、変わりたいけど変われないと言ってる人には是非とも実践して欲しいなぁと思います。効果テキメンです。
僕の奥さんの細かな解説から実践のチャートから実際のワークまで全て揃ってます。手っ取り早くデキル人になるにはデキル人からそのコツを教えてもらうのが一番です。
デキナイ人はデキナイからカッコ悪いんじゃなく、デキナイままだからカッコ悪い。変わりたければ学べばいいんです。そう思いませんか?(^^)