やる気ができない。やろうと思うことが、なかなかできない。めんどくさい。休みたい。身体がいつも疲れている。
なんとか自分を変えたいとは思うけど、でもできない。
もっと前向きにやる気をだして生きられるようになりたい。でもどうしたらいいの?
今日はそんなあなたへ。前向きに、やる気を感じられるようになるお話しをしましょう。
やる気がでない根本原因を知ると、やる気は自然とでてくるのです。
1.どうしてやる気を感じて生きたいと思うのか?
では、まず始めに..
あなたは、どうしてやる気を感じて生きたいと思いますか?
もっとイキイキと、本来の自分を生きたいから?
それとも、やる気がでない、その重い感じが嫌でたまらないから?
状況によって、いろいろ理由があるかもしれません。でも実はどんな理由にしろ、前向きにやる気をだして生きたい、という思いの奥には、共通した思いがあります。
その共通した思いとは..
「今の私のままではダメ」です。
実は前向きにやる気をだして生きたい、という思いは、「今のままではダメ」という自分を否定するネガティブな思いがあります。
そしてこの「今のままではダメ」という思いが、やる気をなくす大きな要因に繋がっています。^ ^
2.やる気ってそもそも何?
ところで「やる気」ってそもそもなんでしょう?
よく、「やる気がある」「やる気がない」っていいますが、「やる気」ってそもそも、あったり、なかったりするものでしょうか?
「やる気がでないので、今日はお休みにしよう」
そう思ったこと、ありませんか?
私は、よくありますよ。笑 「なんだかやる気がでない、力がでないから、今日はやめよう」って。
でもこれ、本当は『やる気』がないんじゃなくて、単純に「やりたくないから」が本当の理由だと思うのです。
たとえば、終わらせなければならない仕事があるけど、「今日はやる気がでないので、明日にしよう」と思ったとします。
その時本当はそこに、やりたくないたくさんの理由があると思いませんか?
たとえば、あ~疲れる、いやだなあ~、そんなの私にはできないよ..とか。
これらの思いは、全てが「ネガティブな思い」です。
実はこのネガティブな思いが「やる”気”」という生命の気(エネルギー)をブロックして、枯渇してしまった状態を、「やる”気”」がない、というのです。
3.日本語の「やる気」
日本語の「やる気」という言葉は、「気」という漢字を使いますが、「気」とはエネルギーです。やる気とは、物事を行おうとする気持ち、何かをやろうとする思いのエネルギーともいえるかもしれません。
物事をやろうとする”気”(エネルギー)=やる気
私たちの中に、やろうとする気(エネルギー)があるときは、「やる気がある」、それがないときは「やる気がない」です。
ならば、やろうとする気(エネルギー)を自分の中に満たしていくことが、やる気を起こす道なのですが、どうやったら気を満たすことができると思いますか?
実はそのためにやるべきことは、何か新しいことをして、”気(エネルギー)”を増やすことではありません。
それは、新しく何かを追加するのではなくて、今あるものをなくすことなのです。
つまり、今ある必要のないネガティブな感情や思考を解放することで、自然と”気(エネルギー)”は満たされていきます。
4.やる気の泉に繋がる
やる気が起こらなくなるのは、やる”気”の泉に繋がるパイプに詰りができて、回線が切断しているとイメージしてみてください。
ならば、やる気を起こすには、パイプの中の詰りをとればいいわけですが..
パイプを詰まらせているものは、あなたの中にある不必要なネガティブな感情や思考です。
ですから、パイプの中の詰りをとるために、まず始めにすることは、「今のやる気のない自分」をそのままに、「やる気がない私。でもそれでいいじゃない」と自分へ伝えてみることです。
他にもパイプの詰りをつくる、たくさんのネガティブな思考・感情があると思いますが、まずは自分を否定するのをやめることがとても重要です。
「ダメな自分でもいいのです」。本当にダメかどうかよりも、「今の自分ではダメだ」と自分が自分を否定する思いこそが、一刻も早くやめるべきことです。
なぜなら、自分を否定するその思いこそが、パイプの詰りをつくってやる気をなくしていく根本原因だからです。
まずは今のまま何一つ変えることなく、このままでだいじょーぶ!
と自分自身に宣言してみてください。^ ^
でも宣言をしてみると不思議なことに、逆に..やる気(エネルギー)が、内側から湧き上がるかもしれません。
5.やる気を起こすには?
このままでいいじゃない!と宣言すると、逆に「やる気」エネルギーが湧いてくる…。
そのわけは?
やる気を起こすには、「なんとか、やる気をだそう!」と、努力するのではなく、何とかすることをやめたときに、自然と内側から湧いてくるものだからです。
「このままじゃダメだ」、「なんとかしなくちゃ」、と思っているときは、どんどん否定的なエネルギーが強くなって、どんなにやる気を起こそうと思っても、逆に力がでなかったり、憂鬱になったり、「やりたいけど、やっぱりできない」という状態がつくられていきます。
でも、自分や状況を否定するのをやめて、なんとかすることをやめたとき、す~っと力が抜けて、内側から生きる力が蘇ってくるのです。
なぜなら、「やる気」は、やる気の泉に繋がると、本来誰でも満たされる気(エネルギー)だからです。
私たちがいつでも「やる気」の泉に繋がっていられるならば、後ろ向きな人なんて、本当はこの世に誰もいないといってもいいかもしれませんね。
「無力感」や「やる気のなさ」、「やりたいけど、できない」というものは、こんな私じゃダメ..という、自分が自分を責める否定的なエネルギーによって生まれてくる状態だったのです。
そこで..
すべての私をとことん認める!
これが、やる気がない自分から抜けられる、唯一根本解決です!
すべての私とは、「ダメな私」「無気力な私」「やる気のない私」「できない私」どんな私もです。
人間本当に、ダメなものなんて、何一つないのです!
「やる気」に満ちて生きるために、私たちがやめなければならないことは、今の状況や自分のことを、このままではダメと思う、その否定的な思いをやめることです。
これをやめると、本当にやる気が内からでてくるのを感じられるはずです。
あなたもその実感をぜひ感じてみてくださいね!