パートナーの浮気が発覚したとき、信頼していればいるほど、そのショックは大きいものです。嘘であってほしいと願ったり、怒りや悲しさ、悔しさ、憤りや苦しさ、屈辱など、さまざまな感情が一気に溢れて、どうしたらいいのか分らなくなります。
今のままでは耐えられない。けれど、どうしたらいいのか分らない。
夫婦関係改善までの道のり
パートナーの浮気が発覚したときは、衝撃のあまり頭が真っ白になり、冷静な判断が出来なくなります。怒りが込み上げてきて、大声で責め立てたり、泣き喚いたり、尋問したりと、感情が暴走してしまいます。このような状態では、建設的な話し合いはできませんね。とても辛く苦しいでしょうが、気持ちを落ち着かせて冷静になることで、あなたの気持ちがパートナーに伝わりやすくなります。
パートナーの浮気で信頼関係が一気に崩れ、悲しさや悔しさで引き裂かれた心は、簡単には前向きに切り替えられません。そして、信頼していたパートナーに裏切られるということは、相手を責め、自分を責め、修復どころではないかもしれません。
けれど、起こってしまったことに拘り続けて、暗く重い気持ちで日々を過ごしていくのは、今後のおふたりにとって、決してプラスではないとお分かりでしょう。もう一度、やり直したいというお気持ちがあるのでしたら、笑って暮らせる毎日を取り戻すように、出来る限りの努力をしてみませんか。
諦めない強い気持ちを持って、できる限りの努力をして、すべてやり尽くして、それでもお互いの信頼関係が取り戻せなかったら、そのときに、別れることを考えても遅くないと思います。
1、話し合うタイミング
怒りや悲しみの感情に、心が支配されないときを持てるようになって、この先のことを冷静に考えられるようになったら、話し合うタイミングです。まだ感情的になっているのでしたら、よい関係で話し合うことができません。やっぱり分かってくれないという現実を創るようなものですから、もう少し待ちましょう。
気持ちを落ち着かせるために、どなたかに、起こったことを話してみるのも良いでしょう。そのときに、気をつけていただきたいことがあります。
聞き役に徹してくださる方に、事の次第をお話しするようにしましょう。あなたに自分の意見を主張したり、パートナーを強く批判する方では、あなたの気持ちが落ち着きません。
あくまでも、あなたの気持ちを整理するために聞いていただくのですから、それを先にお伝えしてから、お話しするように意識しましょう。
2、何を伝えるか
今の素直なあなたの気持ちを、パートナーに伝えましょう。浮気をしたことを批判するよりも、それによってあなたがどんなに悲しかったか、どれほど苦しみ悩んだか、そして、どれほどパートナーを愛しているかなど、ご自分の気持ちを素直に話すことで、パートナーの反省する気持ちが深まります。
家庭とは、憩いの場であると昔から言われていますけれど、それだけではありません。
家庭では、生き方やその人の性格、習慣、癖、長所も短所も、すべてをさらけ出します。友人間や職場では、関係が円滑に成り立つように、ある程度、自分をコントロールしますね。できるだけ自分の短所を出さないようにして、関係を成り立たせようと努力します。けれど、リラックスしている家庭では、嫌だと感じる部分も自然に現れます。
お互いに欠点を見せ合っているのですから、夫婦間に問題が生じるのは自然なことといえるでしょう。それを放置して居心地の悪い家庭にしてしまうのは、とても残念なことです。本来、家庭とは、長所も短所もさらけ出し合いながら、お互いの理解を深め、より良い関係を築いていく場なのです。
このように考えると、問題を解決しながら夫婦の関係を深めることは、とても大切なことだと言えます。このお気持ちを持って、話し合いを進めていかれてはいかがでしょう。
3、問題を違った角度から見る
問題が解決してから振り返ってみると、浮気されるという出来事があったからこそ、お互いの大切さや愛情を一層感じるようになったのが分かります。ただ単に許せても、愛情がなくなっていたら、パートナーをもう愛せないのです。それでは、幸せではありませんね。
浮気をされて初めて、本当の気持ちに気付くのです。自分を理解し、パートナーへの理解が深まるにつれて、どのように何を選択していくのか、夫婦のあり方が問われます。辛く苦しい景色を見たからこそ、見えてくる景色が変わります。パートナーが浮気をした原因の一端は、自分にもあるのではないかと、考えられるようになるのです。
一刻も早く、今の辛く苦しい気持ちから逃げれたいのは分かりますが、すぐに解決する特効薬は、残念ながらありません。大切なことは、解決に向けて、ご自身と向き合う時間です。衝撃的な出来事だっただけに、心の深い部分での苦悩や葛藤は、とても大きいことでしょう。その最中には気付けないかもしれませんが、あなたは今、心を育む大切な経験をなさっているのです。
それが、夫婦関係を新たなものにしてくれます。どんなに苦しくても、逃げ出さない勇気を持ってこの悩みに向き合えば、光を見る経験に変わります。そして過去に拘らず、お互いに前だけを見て進むことが大事だと気づけます。
4、パートナーを理解することで変わるもの
浮気が発覚していない頃を振り返ると、パートナーのことを余り気にしていなかったという人が、結構多いものです。夫婦間に何か問題が起こらないと、パートナーのことを、そこまで真剣に考えることはないのですね。つまり夫婦の問題は、パートナーシップを深めるための出来事だとも言えそうです。
浮気されたら否が応にも、相手のことを真剣に考えざるを得ない状況になります。まさかパートナーが浮気をするとは、想像もしていなかったというのが、大方の経験者の感想です。これは、パートナーを理解していたつもりだったけれど、そうではなかったということに他なりません。
浮気問題がきっかけになって、パートナーのことを考える時間が増えると同時に、あなたご自身のことも考える時間が増えます。「私って弱い人間だった。」とか、「嫉妬するとは思わなかった。」とか、「こんなに彼を愛していた。」とか、ご自身に対しても、新たな発見をすることでしょう。
そして、これまであなたを支えてきた価値観や概念が崩壊していくことで、物事の理解の仕方も変わっていきます。このような体験があるからこそ、今までよりも深い部分で相手を知り、ご自身を知ることができるようになるのです。それによって、あなたは人として、より深みを増していくことでしょう。
5、合わせ鏡
結婚したおふたりは、72億人以上いる地球上の人たちの中で、同じ時期に生まれて出逢うという、大変な奇跡を起して夫婦になったのです。本当にとてもご縁が深いのですよ。
私たちは自分の顔を、鏡を通さなければ見ることができません。これと同じように、自分の心や性格は、写し出してくれるものがなければ、知ることが出来ません。それが、パートナーなのです。
パートナーの嫌で堪らなかった部分は、実は、ご自身の嫌なところだったのです。ここを変えてくれたら、と思っていたところを、ご自身が変えたならどうなるでしょう ?
鏡には、変わった姿が写し出されますね。夫婦は合わせ鏡です。つまり、自分の姿を相手の姿に写して見せてくれるのです。ですから、写し出された姿は、自分であると同時に、相手の姿でもあります。と言うことは、自分が変われば、相手も変わるということなのです。
もし自分を変えないで、相手にだけ変えて欲しいと望んでいると、いつまでも相手は変わりません。それどころか、おふたりの関係も、問題を起すような深刻な関係になっていきかねません。そのような過ちを犯すよりも、パートナーの姿は、自分の姿であるということを理解して、自分を変える努力をしてみませんか?
この努力を積み重ねていくうちに、いつしかパートナーと心が通い合い、お互いに尊敬し、信頼し合えるようになるのです。夫婦とは、相互に影響する合わせ鏡です。人間として精神的に、より一層成長することを願い励み、お互いに成長させてもらいましょう。
この記事では、確かに「夫婦関係の問題を解決し良好な関係を構築するヒント」についてお話をしました。
でも、実際にこれらの記事の内容を全て実行をしてもあなたの夫婦関係の問題が解決することも良好な夫婦関係を構築できることもありません。
それはなぜか?それは、「心・体・脳のクセ」が変わっていないからです。
例えばですよ。
例えば、あなたが夫婦のコミュニケーションを円滑にするために「感情的にならずに自分の気持ちを表現する方法」を学んだとしましょう。
しかし、パートナーがあなたに否定的な言動をしたら・・・
ショックをうけたりムカついて、
・「は?(怒)」と声のトーンから感情的になっているのがわかる。
・「ひどい」と言って被害者側に回り相手の話を聞けなくなり頭に入らない。
そう…どれだけ考え方や方法論を学んだとしても夫婦の問題は一向に解決しないし関係は良好にはならないのです。
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