ある日突然、自分の身体が病気になっていることがわかった!
ドクターの口から信じられない病名が出る!!
恐怖のあまり心臓は高鳴り、冷や汗。。。
「病気」という壁の前で悲しくて悲しくてどうしようもない。
こんな経験がありますか?
突然のショックや緊急事態は、まるで嵐のように私たちの心の中に恐怖や不安を巻き起こします。
そんな突然のときに力を発揮するのは、日頃の積み重ねによる心の在り方です!
今日は、恐怖や不安に負けることのない「強くなりたい」と願うあなたへ
4つの心の習慣をご紹介します。
新しい習慣になるまでには、少しトレーニングが必要ですが、あなたが「やる!」と決めるだけで今すぐ始めることができます。
そして周りでどんなことが起こっても恐怖や不安に巻き込まれることがなくなります!
起きる出来事に心から感謝し、喜びと幸せの道を選択することが「あたりまえ」になります。
1・自分の心の中を観察する
身体を鍛えるときに、ジムに通って筋力を鍛えるように、心もトレーニングすることができます!
その方法は、自分自身の考え方(思考)や感じていること(感情)に今まで以上に意識的になり観察するという簡単なことなのです。
たとえば、予期していなかった病気になったとき、恐怖や不安を誰もが感じるでしょう。
そしてその恐怖や不安に負けないように「しっかりしなきゃ!!」「頑張らなきゃ!!」という想いが出てきたとします。その瞬時に湧き上がった「頑張らなきゃ」という声は、どんなあなたが発しているのですか?
よぉ~~~~く自分自身の心の中を観察してみてください。
あなたの心は何と言っていますか?
私の場合は、「頑張らなきゃ」という気持ちが瞬時に顔を出すときは、たいてい「このままの私ではダメだ」「弱虫じゃダメ!!」というような、自分を否定する気持ちがあることに気づきました。
もちろん、楽しいことをやっているときに自然と「がんばろう♪」と思う時もあるのですが、恐怖に対したときの「頑張らなきゃ!」はなんとなく圧迫感があり、胸を締め付けるような感じがあります。
あなたの中にはどんな気持ちがあるのでしょう?
この声を聞くことができるのはあなた自身だけです。
ぜひ心静かにして自分の心の声を聞いてあげてください。
トレーニングは簡単ですが、日常の中でやり続けることが肝心なのです。
小さなメモ帳を持ち歩いて心に浮かんだことをメモし、自分自身の考え方(思考)や感じていること(感情)に意識的にいることを習慣にしていきます。
それは、今までに感じたことのない自分を発見することができ、とてもワクワクするものです。
2・弱いから強くなれる
弱虫じゃダメ!強くなりたい!!その気持ちはよく分かります。
でも弱虫な私も私なんです!!
弱虫な私は何と言っていますか?
泣きたい気持ち、悲しくて悲しくてどうしようもない気持ち。その気持ちを押さえ込まないでください!
つらくて泣いている私を受け入れて泣きたいときには泣いても大丈夫です!
涙は悲しみを浄化してくれます。たくさん涙を流した後には、今まで思いもつかなかった考えが浮かんだり、思いがけないうれしい出来事が起こったりして、見えないサポートがあなたを新しいステージに導いてくれたりするものです。
弱い私、ダメな私も大切な私自身です。
弱い私がいたからこそ強くなりたいと思うことができました!!
突然の出来事に立ち向かうことも強さですが、ここでは、もう一人の弱い自分を受け入れる強さに視点を向けます。
これまでの人生、いつもいつも頑張ってきたあなたにご褒美のように弱音を吐くチャンスを与えてくれたと考えてみて、心許せる人に「聞いてくれる?」と話しをしてみることは、弱い私を客観的に観察できる一つの良い方法です。
3・身体をゆるめる
強くなりたい!でも身体はクタクタ、ふと気づくと痛いところがあちこちにある。
そんな身体では、受け入れるなんて余裕は出てきませんよね!
心と身体は実に密接に連動しています。
突然の出来事に遭遇したとき、心が恐怖や不安でいっぱいになっているときは、身体もガチッ!!と鉄板が入ったように硬くなっています。
首筋や肩も緊張を強いられるので、突然の出来事の後、ちょっとホッとしたときに身体の痛みに初めて気づいた経験がある方はきっと多いと思います。
普段あまりにもあたりまえになっている「呼吸」に意識を向けてみると、緊張しているときは、呼吸を止めていたり、呼吸が浅くなっていたりします。
長い間の肩こりや身体の痛みが慢性化している人は、人の手を借りてアロママッサージなどを受けてみたり、ヨガや瞑想など深い呼吸を体験をしてみることも、身体をゆるめてリラックスする効果的な方法です。
身体に痛みがなくリラックスしている状態だと不思議と幸せな気持ちになります。
今まで無意識だった身体の部分や呼吸に意識を向けてみることは、自分自身の可能性を拡げることにつながります。
人は芯からリラックスできるようになると、本来持ち合わせている「直感」という能力が冴えてきます。
直感を信頼できることは、一人で頑張っているという苦しい孤独感からは完全に解放された状態です。
4・一日のスタートを気持ちよく!
では、朝眠りから覚めて起きたとき、あなたはどんなことを考えどんなことを感じていますか?
「さぁ!今日も頑張ろう!!」と言っているあなたは、ワクワクしていますか?
それともダメな自分にムチをうつように「頑張ろう!」と言っていますか?どうでしょう?
朝、目が覚めたときの状態をちょっと観察してみてください。
もし、そこに恐怖や不安を感じることがあったら、どんなことを怖れて不安になっているのか観察してみてください。
これから一日をスタートさせるとき、その怖れや不安を持っている必要がありますか?
いらない感情は「いらない!!」とはっきりと手放し、そのかわりに自分自身が心から望む喜びや幸せをイメージして固定させます。
庭の雑草がちょっと伸びたな!と思った時にすぐに抜き取ればいつでも美しい庭を保つことができるのですが、そのまま放置しておくと時間と手間が何倍にもなり、庭の美しさも失われ大変な労働と化してしまいます。
それと同じことなのです。
ぜひ、一日のスタートをあなたの望む状態からスタートさせてみてください。
そのとき最高と思える喜びと幸せな状態から一日をスタートさせてください。
*さいごに
『押してもダメなら引いてみな!!』という言葉がありますが、それと同じように、今まで一生懸命前向きに生きてきたあなたへ、ちょっと一息、あなた自身の心に目を向ける方法を簡単に紹介させていただきました。
大丈夫です!!
突然の出来事は、あなたに「変化」というチャンスを与えてくれました。
私自身は、この習慣を身につけることによって、人生が大きく変化しました。
今までと同じことをしていても、そこに幸せを見つけられたり喜びを感じられるように変わったのです。
そこには、今まで私が「あたりまえ」だと思っていたことに「ほんとにそうかな?」と新しい私を生き始めたかのような自由な感覚がありました。
人は習慣の生き物だと言います。
この習慣が身につくと突然の恐怖や不安の状態でも、自分を信じて喜びと幸せの道を選択できるようになります!