あなたはどうして疲れていますか?
仕事の疲れ、人間関係の疲れ、身体の疲れ、色々な疲れがありますが、本当はすべての疲れは脳の疲れと関係しているそうです。
私は以前、何をしていても疲れることが多かったのですが、ある実践をすることで、疲れることが本当に少なくなりました。
その実践とは、実は「頭の中の思い」を変えていく実践法でした。
この実践は誰にでも簡単にできる方法です。そして、即効性があります。
まずはあなたの疲れの正体を知ってください。疲れの正体を知るだけでも、自分がなぜそんなに疲れているのか、知ることができますよ。
「疲れの正体を見破り、疲れない身体に変わるための実践」
今日はその具体的なお話しをしていきますね。
ちょっとコツを掴むだけで「疲れ」って、本当に少なくすることができるのです!
1.人はなぜ「疲れる」のか?
身体を動かしたあとは、肉体的な疲労を感じることがあります。でも「今幸せ」と感じているとき、疲れではなくて「心地よい疲労感」と感じたことはありませんか?
そんな風に「疲れ」は必ずしも、肉体的なものからくるわけではないのです。
仕事がハードだったり、睡眠不足だったり、疲れの理由は色々あります。でも実際は理由の奥に必ず「心が満たされない」などの、内的な理由があります。
2.頭の中の葛藤が疲れをつくりだしている?!
たとえば、朝眠くて起きられないとき。「ああ、起きなくちゃ、でも眠い。ああ、起きなくちゃ、でも眠い。。」こんないったり来たりする思いを続け、「朝から疲れたあ」と感じた経験はありませんか?
実はこれ、「葛藤」があるからです。
「葛藤」とは心の中に2つの欲求が存在していて、そのどちらを選択するか迷うことです。
この「葛藤」が疲れと大きく関係していたのです。
無理・できないという「葛藤」
心の中では「○○したい」と思っているのに、頭で考えると「それは無理・できない」と圧制する力が働くとき。そんなとき、心(ハート)と頭(マインド)はまるで喧嘩しているようなものです。
二つの考えに挟まれて、「○○したい..でも、それは無理」といったりきたり。
葛藤とは、道をいったり来たり何度も往復して、最後は疲れ果ててしまうようなものです。つまり(ムダな)労力を使ってエネルギーを消耗してしまうわけです。
でも人は心(ハート)と頭(マインド)が一致して生きるとき、エネルギーの消耗がなくなります。そして満たされ幸せを感じられるようになるのです。
不安という「葛藤」
まだ起きてない未来のことを思い悩む。これも葛藤です。
「この支払ができなかったらどうしょう」「もしかして、私って病気かもしれない」そうやって起きてもいないことを思い悩むとき、思いはぐるぐると同じことを思っていませんか?
葛藤のない状態とは、「大丈夫、すべてうまくいっている!」と、スパッと一心に思えることです。
人に合わせるという「葛藤」
人に合わせ、自分を生きないことも疲れの大きな要因ですが、これも「葛藤」がそこにあるからです。
「本当はこうしたい」というハートの声と、「人に合わせた方が心配ないよ」というマインドの声。この二つの声が一致しないために、そこに「疲れ」が生まれます。
つまり、人に合わせると疲れるのは、自分自身の中に葛藤があるからだったのです。
3.疲れないように生きるための3つの方法
では疲れないように生きるにはどうしたらいいのか!
疲れの正体は...頭の中の「葛藤」です。
そして、疲れないように生きるためのポイントは、ハートとマインドを一致させて生きることです!
ここからは具体的に、私が実践した3つの方法をご紹介しましょう。^ ^
3-1.このままで最善!と決める
ハートとマインドを一致させるとは、マインドをハートに近づけていくことです。
そのためには、マインドが、ハートのような自由奔放でいられなくなった要因の「観念」をみつけていきます。
「観念」とは、今まで生きてきた経験や知識、あるいは社会常識の中で培われてきた、「あたりまえ」と感じる思いです。
たとえば、ハートは「今の仕事をやめて○○をしたい」と思っていたとします。でもマインドは「働かなければ大変なことになる」とか、「そんなにうまくいくわけないだろう」と思うかもしれません。
そんなとき、マインドに伝えてあげるのです。「大丈夫。すべてうまくいくよ」「このままで最善」と。
本当はどんなことも、あなたが心からそれをしたいと思って「うまくいく」と決めたら上手くいくのです。思ったことが現実になる、それがこの世の仕組みだから。
でももし、あなた自身が「うまくいくわけない」と思っていれば、もちろん現実も上手くいかなくなります。
そこで、ここでとても大切なポイントは、「うまくいくわけがない」という観念はもう採用しない、と決めることです。
そして新しい観念に書き換えていきます。新しい観念とは、「このままで最善!すべてうまくいっている」です。
実はこれは、疲れを作らないようにするための、最高の呪文なんですよ。^ ^
3-2.自分を褒める!
人から褒められて、嬉しくて疲れも吹っ飛んでしまった~。そんな経験、ありませんか?
「褒める」このエネルギーは、疲れの特効薬です。
周囲にあなたを褒めてくれる人がいればいいのですが、もしいないとき。まずは、自分で自分を褒めてみましょう。
どんなことでもいいのです。
ナルシストになってもいいので(笑)
鏡をみて、「私ってかわいい~」とか、「私の髪の毛ってすごくきれい~」など。自分を褒めてみましょう。
自分が自分を褒めることは、疲れをとる特効薬です。そしてそれは、マインドをハートの思いに近づけることでもあります。
なぜなら、ハートはいつだって、あなたのことが大好きだからです。実は自分を否定する思いはマインドの思いです。
マインドは、過去の経験や常識から物事を判断するからです。
そのため、「こんな私じゃだめ~」と思いがちですが、本当はありのままのあなたが、そのままにステキってハートは知っています。
何度も何度も、そのことをマインドへ伝えてください。
ハートとマインドが仲良く一致したとき、あなたは、本当に内から溢れる輝きを身にまとうことができるでしょう。^ ^
3-3.食事の量を少なくしたり、朝食べない
次にご紹介する方法は、肉体に直接働きかける方法として、食事の取り方を今までと変えてみる方法です。
これは私が実際に実践した方法です。実践してみて、食事のとり方を変えることは、ハートとマインドを一致させることへの、近道だと思いました。
なぜなら、肉体的な重さや負担がマインドを固めハートの思いを無視することに大きく関係していると感じたからです。
ここでご紹介する方法は、今まで常識とは違うお話しかもしれません。
一般的には、朝食をきちんと食べると、活力がでて元気になるといわれてきました。
でも私たちが食事をするとき、本当はたくさんのエネルギーを使って、食べたものを消化しようとします。
実際あなたも食事のあと急に疲れたり、眠くなったりすることはありませんか?それは、私たちの身体が、消化のためにフル活動を始めるからです。
そこで食事を8時間ごとに区切って、食べない時間をつくり身体を休める時間をつくってみます。
具体的には、朝起きてから8時間は排泄を促進する時間で水分だけ補給。その後の8時間の間に食事。最後の8時間は休息の時間です。
これで内臓の継続的な負担が減って体調をよくしたり、代謝を高めて疲れにくい体にします。
最後に...
疲れとは、「疲れ」という衣をまとっているようなものだと思いました。中身はいつでもピカピカと輝いているのですが、疲れの衣を纏ってしまうと、ぐた~っと身体がだるくなってしまう。
疲れない生き方への大切なポイントは、葛藤をなくすことです!
疲れとは心(ハート)と頭(マインド)が一致してないときに生まれる葛藤(埃)のようなものだとイメージしてみてください。
いつか人は、衣の埃を払うかのように、パンパンと「葛藤」をはたいて、瞬時に疲れをとることもできるようになるかもしれませんね。^ ^
それぐらいに、本当は疲れとは自分の思いで変えていけることだと思いました。
疲れの正体を見破って、自らの意思で葛藤を止めていくとき、私たちは本当の意味で疲れない体に変化していくのでしょう。