誰でも心からの笑顔を見るのは嬉しいと思います。でも、いざ自分で笑顔になろうとすると、自然な笑顔になれないという悩みがありませんか?
赤ちゃんや小さい子のような無邪気な笑顔は見ているこちらまで幸せな氣持ちにさせてもらえます。
そんな笑顔に近づけることを目標としながら、あなた自身とあなたの周りの方々のどちらも幸せになってしまう方法を探してみましょう。
1. 今の自分の心の状態を知る
自分自身の心に、正直に聞いてみてください。「今の私ってどんな感じ?」この時、どんな感情が1番最初に出てきたかが重要なのです。
感情に善い悪いをつけずに、出てきたままを感じてみてください。そして、そのまま出てきた感情を、できるだけ出しきることをしてください。例えば「寂しい」でもいいのです。あぁ、自分は今寂しいと思っているんだなってことを受け入れることが大切です。
2. 出てきた感情を思いっきり感じきる
Step1で挙げた「寂しい」を例としてみますね。最初に出てきた感情の「寂しい」を感じきってみてください。私も寂しいと感じた時は、自分自身を抱きしめながら「寂しいんだね、頑張っているものね」と自分自身に語りかけました。
そうすると、不思議なことにふっと軽くなる瞬間が出てくるのです。それまでの時間は人それぞれだと思います。十分に感じきることが大切ですので、自分がたっぷりと感じきれるまで存分に浸りきってください。そして自分をいたわってください。
この時、1人の時間であれば涙を流してもいいと思います。心のおもむくままに自由に表現してみてください。ただし、自分をいたわることと、他人を悪く思うことは別です。あくまでも自分自身の感情と対話する感覚が大切なのですから。
もし、この時素敵な感情を覚えたらその感情を思いっきり感じきり、その中にいるだけでOKです。ラッキーなことですから幸せを存分に感じてください。そしてStep4に移ってみてくださいね。
3. 感情が軽くなったら、手放す
自分が感じていた感情が軽くなったら、それを手放してあげましょう。いつまでも自分の元に置いておくことはないのです。どんなイメージでもかまいません。自分のやりやすい感覚があると思いますが、どういうことかわからないと思う方のために、私の例を1つ挙げてみますね。
ハート(心臓のあたり)に両手を置いて、寂しさが両手に移るのを感じ、それを包み込んでふわりと空に離してあげる感覚で手放します。この時「今までありがとう」という言葉も添えてます。動作はイメージだけでも大丈夫です。
慣れてくるといろいろなパターンで手放す方法が思い浮かんできますから安心してください。
4. 実際に軽くなったことを実感する
実際に持っていた感情から離れたことを自分の内で確認してみてください。もし、まだ違和感が感じられるようだったらStep2と3を繰り返して、軽く感じるまで続けてみてください。
私も最初は何が何だかわからぬままやり続けていたこともあります。もちろん、後で元に戻ってきてしまうこともあるでしょう。そうしたらまたその時に何度もやればいいんです。みんな完璧ではありませんから、1度だけやって「はい、おしまい」という事は珍しいと思います。
幸せな感覚を感じられるようになったら次へ進みましょう。
5. 軽くなった自分を褒めてください
ここ、とても重要だと私は思います。自分を卑下することはみんな得意なのですが、褒めてあげることって結構難しいですよね。しっかり頑張って自分と向き合って要らないと思う感情を手放すことができたことは素晴らしい事だと思います。
もちろん、最初から軽くなっている時にも自分を褒めることをお忘れなく。それも今まで頑張ってきて得られた感情ですものね。
6. 達成感を感じつつ笑顔になってみてください。
恐らく、ここまでくればだいぶ表情筋は柔らかくなっていると思います。自分自身を褒めるとはいえ、褒められて嬉しくないわけがないですものね。テクニックはあまり好きではありませんが、笑顔の作り方の1つの方法として歯を6~8本見えるように口を開けると自然な笑顔になるそうです。もし参考になりましたらこの方法も試してみる価値はあります。
ここまでは最初のうちは1人でやったほうがしっかり感じきれると思います。もちろん慣れてきて、パートナーやお子さんと一緒にやりたいと思えばそれもいいと思います。やり方はご自身の氣持ちでいいと思う方法が1番だと信じましょう。
7. 自分の周りの人に笑顔で挨拶してみる
自分から笑顔で挨拶をする時って最初は緊張しますよね。でもきっとできます。
最初は身近な人から始めたらいいと思います。口元だけではなく、目も笑うことを意識することを忘れないでくださいね。目も一緒に笑うと顔全体が一変するので実感度は大きいです。何よりも相手を大切に思う心が笑顔になれる最高の秘訣だと私は思います。
実際、息子にいろいろな笑顔で試したことがあったのですが、満面の笑みはこれ以上ないというくらいの笑顔が返ってきてお互いに何とも言えない幸せを味わうことができました。
8. 笑顔の効果
先ほども触れましたが、お互いに満面の笑みでコミュニケーションが出来ると確実に幸せ度があがります。そして、笑顔が周囲に連鎖するのです。緊張するときはもちろん顔も強張るでしょうが、それもすぐに解けるようになります。毎日の笑顔の連続が大切だと実感しています。必ず幸せの連鎖が起きますから!
でも、愛想笑いになっていると感じたら相手には確実に伝わりますので注意してくださいね。自分が1番分かっていると思うのでその時はまたStep1からやり直せばいいんです。私も何度も何度もやっています。
9. 最後にちょっとしたコツをお教えします
「最高に幸せだな~」「ある人を想うだけで嬉しくてつい笑顔になってしまう」と思える出来事や瞬間を思い出すことも、笑顔になれる最大の秘訣だと思っています。人は最初の6~7秒で印象が決まってしまえう統計もあるそうです。もちろん長い時間いっしょにいるとそれも覆されるという結果もありますのでご安心を。でも第1印象からいいほうが得ですよね。
笑顔で挨拶をするときのコツは、最初に笑顔で挨拶をしてそれからお辞儀をするといいとされてもいます。お辞儀をしながら挨拶をするのは実はあまりよくないようです。1つ1つの動作をちょっとだけゆっくりめに、大切にするといいのだと実感してます。
せっかくの笑顔が見えなくなってしまうのも残念ですしね。笑顔が増えると幸せも増えると私は信じています。なので、あなたの幸せが増えていくお手伝いが少しでもできたとしたらこんなに嬉しいことはありません。
ありがとうございました。