「人間関係がめんどくさい」と感じるのはよくあることだと思うのですが、私たちが人間社会の中で生きている限り人間関係を避けて通ることはできません。その煩わしさはつきまとうものです。
職場や学校、ご近所から親戚まで、私たちは人間関係と向き合いながら毎日過ごしています。
今やLINEやメールのやり取りが簡単にできて、すぐに連絡がとれるのでとても便利になりました。けれど、そこに起こる「返信しなきゃ」とか、「無視されたのでは?」といった感情がめんどくさくて煩わしく感じたりもします。
「仲良くしたほうがいい」
「できるだけグループの集まりに顔を出すように」
「上司の機嫌をうかがって」
などのノウハウとはまったく違う方向から、なぜ人間関係がめんどくさいと思うのかを分析し、今起きている煩わしい人間関係から解放されてスッキリしましょう。
「めんどくさいなあ~、この人間関係。」と思っている方にちょっと違った観点から、あなたの人間関係のめんどくさいに切り込みを入れていきたいと思います。
もう人間関係で煩わされないスッキリした毎日を過ごすあなたを楽しまれてください。。
めんどくさい状況の分析
人付き合いは必要だと思っていても、めんどくさいと感じることがあります。何がそう感じさせるのか、まずは、今あなたを悩ませているめんどくさい状況はどのようなものなのかを洗い出してみましょう。
- 近所におせっかいな人がいて、何かと指図してくる。
- 学校の友達の中でやたらグループを作って誰かを無視しようとする。
- 学校や職場、ママ友の間などで派閥がある。
- 上司同士が仲が悪くて、いつもどっちにつくのか選択を迫られる。
- 友だちやグループとのLINEのやり取りがめんどくさい。
これ以外でも、「やたら自分の自慢話ばかりしてくる人の相手をしなければならない。」ことや、「自分の価値観を無理やり押し付けようとしてくる人に合わせる。」ことなどに、めんどくささを感じていらっしゃるかもしれませんね。
あなたの周りではどんなめんどくさい人間関係が展開されているのでしょう。まずはその状況を客観的に徹底的に分析されてみてください。ただしこの時にあなたの感情は入れずに、まるで他人事のように分析することが大切です。
人間関係とあなたの関わり
人間関係がめんどくさい、煩わしいと感じている人は多いと思います。それなのに、同じような人間関係が繰り返され、いつまでもその中で暮らしているのは一体なぜなのでしょう?
それは、あなたの目の前に起こる人間関係は、決してあなた自身と無縁ではないからです。「あなたに気づいてもらいたい何かがある!」ということなのです。
ですから目の前に起こっている人間模様はあなたにとって意味があります。今、その人間関係を体験するということは必要なメッセージが送られているということなのです。
「このめんどくさい日常の出来事が、私に対してのメッセージだなんて信じられない!」
そう思われるかもしれません。それはすご~くわかります。本当にめんどくさい人との関わりにはうんざりしますから。
実は、私たちが生きている中で体験することにはすべて意味があります。ですからもちろん、今あなたが悩んでいるめんどくさい人間関係も、あなたにとっては意味のあることなのです。
私たちが生きていく中で感情が動くことすべてが、自分にとってなぜ意味のあることなのかを具体的に紐解いていきましょう。
人間関係が存在する理由
「また始まった!私を巻き込むのはもうやめてよ!」
「もううんざり、同じような話を何度も聞きたくない!」
「そうやって仕切るのはやめてほしい!」
「いちいち指図しないで!」
「ああ、いつまでこのLINEの返信をし続けなきゃいけないの!」
「うざい」「めんどくさい」「うっとうしい」「放っておいて!」
これがエスカレートすると、「頭に来る!」という怒りにまで発展することもあります。
それらの感情はどのような気持ちから発生しているのか、下記を参考にして考えてみてください。重要ポイントですからしっかり自分に問いかけてみてくださいね。
- 友達から疎外されたくない
- 上司から嫌われたくない
- 近所や、ママ友から仲間外れにされたくない
- いい人でいたい
- 悪者になりたくない
あなたが人との関係において不安や正義感を抱いていると、そのために気を使ってめんどくさいという感情になって表れているかもしれません。
嫌われるかもしれないという恐れ、仲間外れにされるかもしれないという不安があるとしたら、子供の頃に何かしらそういった体験をしたことがあって、それがトラウマになっている可能性もあります。
アドラー心理学の「嫌われる勇気」というのがベストセラーになりました。つまりそれほど嫌われることに対する恐れを多くの人が潜在的に持っているということだと思うのです。
自分軸からの考察
この「嫌われる」という感情は、相手の気持ちが優先になっている時に生じます。相手が中心になっているから「相手に嫌われる」と感じるのであって、自分が中心にいるのであれば「私が相手を嫌う」となります。
もし嫌われるかもしれないという不安を感じるならば、あなたが相手を嫌うかどうかを自分自身に尋ねてみてください。
あなたの人生の主人公はあなたです。嫌う主導権を相手に持たせるのではなく、自分はどう思うのかに注目してみましょう。
嫌われるというのはあくまでもあなたの仮定ですよね。それは絶対的なものではありません。あなたが未来に対して想像していることなのです。
「こういうことをしたら嫌われるかも」は、あなたの価値基準から出た想像なのです。そうした無意識の領域での思考が、次の現実を創造していきます。
つまり意識が現実を創るという法則に当てはまり、嫌われるかもしれないという恐れは嫌われる現実を創り出すのです。
ここでもう一つ、注意しなければならない大切なことがあります。あなたが相手に対する感情を過剰に感じていないかどうかです。
例えば相手の言葉一つ一つを拾って「やっぱりあの人は自分勝手で嫌な人だ。」と相手に対する嫌悪感を上塗りして、確固たるものに仕上げていく。あるいは、ちょっとした態度から「私はあの人に嫌われている。」と思い込んでしまう。
実はこういったことは、あなたを嫌悪感や疎外感に留めようとするエゴの策略なのです。
ここで大切なのは、本当は相手はそんなつもりではなかったかもしれないのに、そのように捉えてしまう自分自身に気づくことです。
つまり相手が何気なく言った言葉をまるで被害者になったように捉えるのも、あの人はそう言うけれど悪気はないと捉えるのも、あなた次第だからなのです。
このあなたの捉え方こそが、あなたが何度も体験してしまう「人間関係がめんどくさい」という問題の根本的な原因になっています。
めんどくさいへの対処法
それでは、自分の捉え方を変えるにはどうしたら良いのか、その対処法をご紹介しますね。
まず、自分が今めんどくさいと感じている相手との理想の関係をイメージしてみてください。その際の質問です。
- あなたは相手を嫌いたいですか?
- 相手を好きでいたいですか?
- どっちでもいいですか?
この中から理想の関係を選んだ時、あなたにどんな感情が沸いてくるのかを観察してみてください。
「そんなの無理」という拒絶や諦め、「嫌われないかしら?」という不安など、あなたの中に沸き起こる恐れや不安などの感情をしっかり感じてください。
それから心の中で、紫の炎でその感情を燃やすイメージをします。怖れや不安などが消えるまで何度でも繰り返して、紫の炎で燃やし尽くしてください。
さて、あなたの心の中から嫌われるという恐れや不安が消えたなら、その後に必ずこう上書きします。
「本当はあなたも私も同じです。私はあなたに愛を送ります。」
つまり、相手に愛を送ることが自分に愛を送ることになり、自分自身を癒すことになるのです。これが、人は自分の鏡であると言われる所以です。そして、これこそが人間関係の煩わしさから抜け出す極意なのです。
これこそが私たちがニチメコで学ぶところのホログラムということになります。つまり、自分の心に持つ様々な感情が映像として現実に投影されるということなのです。
つまり、最初にお伝えした「あなたの目の前に起こる人間関係は、決してあなたと無縁ではありません。」ということに繋がります。
そもそも私たちは、だれもが大元で繋がっています。相手に愛を送ることは自分に愛を送ることになります。それを繰り返し実践していくうちに、あなたの周りにはめんどくさい人は現れなくなることでしょう。
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