人は常に、「なりたい自分」を追っかけているようなものです。
なりたい自分が叶ったら、次のなりたい自分が出てきます。
途切れることなく、延々となりたい自分が出てきます。
なりたい自分になるために生きている、と言ってもいいかもしれません。
当たり前過ぎることですが、なりたい自分になっていないから、なりたい自分になりたいんですよね。
では!
なぜ、なりたい自分になっていないのか?
なぜ、なりたい自分になりたいのか?
馬鹿馬鹿しいことを、と思われたかもしれません。
実は、ここに、生きる秘密が隠されています。
ところで!
なりたい自分になりたいとき自分を否定していませんか?
自分を否定するって苦しくないです?
自分を肯定し、なりたい自分になれるというのはどうでしょう。
秘密とは!
なりたい自分になる方法とは!
1.生きる秘密とは
なぜ、なりたい自分になっていないのか?
なぜ、なりたい自分になりたいのか?
生きる秘密とは!
ズバリ言ってしまいます。
本来わたし達は、なりたい自分になれる万能な能力を持っています。
しかし、あえて、その能力を使えないようにして生まれます。そして、人生を通して、本来の能力ある自分に戻る学びをします。
当然、その記憶を消して生まれています。3歳までは覚えているという説もありますね。
ジグソーパズルに例えると、完成しているジグゾーパズルをわざとバラバラにして、もう一度完成されるということです。
なんでそんな意味のないことを?と疑問に思うかもしれません。
重要な意味があります。本来の自分に戻るプロセスを通して、さらに進化成長するためです。
わたし達は進化成長するために、「なりたい自分になっていない自分」を設定して、この地球の学び舎に産声をあげました。
なりたい自分になるプロセスが、進化成長するための学びに最適だからです。
なりたい自分になる、そのプロセスこそが、生きる目的の1つです。
深層の自分は、なりたい自分になれることを知っています。
しかし表層の自分はそんなことは知りません。
なりたい自分になりたいけれど無理!
できるわけがない!
こんな自分は駄目だ!とネガティブに陥ります。
人生、ぐるぐる、その繰り返しです。
表層の自分にとどまっていたら、いつまで経っても、なりたい自分になれません。
思い出してください。
わたし達は進化成長するために生まれてきました。
なりたい自分になるために生まれてきました。
本来の自分に戻るために生まれてきました。
今、チャレンジのときです。
深層のわたしは、ずっとこのときを待っていました。
2.自分を否定しないでなりたい自分になる
なりたい自分になるには2通りある、と考えました。
a自分とは違う自分になりたい場合
b本来の自分に戻るという意味のなりたい自分になる場合
の自分と違う自分になりたい場合というのは、よく例えられる話ですが、すみれの花が薔薇の花になりたいということです。
本来の自分に戻る場合というのは、薔薇の花になろうとするのではなく、すみれの花本来の輝きを取り戻すということです。まだ発揮されていない個性や能力を取り戻すということです。
aすみれの花が薔薇の花になりたい場合は自分を否定しています。
bすみれの花がすみれの花に戻る場合は自分を肯定しています。
aとbは、まったく違う人生です。
aは、自分を否定し、人に評価される自分を創っていきます。しかし、本来の自分と偽りの自分が葛藤し苦しいです。暗く重いです。
bは、自分を肯定し、ありのままの自分を受け入れています。今まで身につけてきた偽りの自分を1つ1つ剥がし、本来の自分に戻っています。明るく軽いです。
ここから先は、aは除外します。bのみを取り上げます。
aでもなりたい自分になれますが、偽りの自分なので、また葛藤が出てきて苦しむことになります。
苦しむことのない、なりたい自分になる方法をオススメしたいんです。
同時にここからは、なりたい自分とは、「真に」なりたい自分を指します。本来の自分が求める、なりたい自分です。
では、自分を肯定しなりたい自分になる方法です。
注・薔薇の花とすみれの花を例にしましたが、薔薇の花もすみれの花も同等に美しいです。そこに優劣はありません。
3.自分を肯定することがスタート
なりたい自分になりたいということは、そうじゃない自分だから、という前提があります。
ここで大事なことは、自分を否定しないこと、です。
どんな自分でも肯定することが重要なポイントになることを、しっかり落とし込んでください。
どんなに醜い自分であっても、その自分を肯定します。そういう自分がいることを認め、受け入れます。
ここ、簡単そうですが、意外にできないものです。
わたし達は、ネガティブに、強い拒否反応を示す傾向があります。ゆえに、認めて受け入れた”フリ”をしてしまいます。
自分を否定したままだと、自分と自分が分離した状態です。その状態だと、真のなりたい自分にはなれないんです。
ここはしっかり意識して、どんなに嫌な自分でも、そういう自分がいることを認めて受け入れましょう。
そうすることで、分離している自分が統合されます。
認めて受け入れたところからスタートしますので、ここはしっかりとやってください。
4.本来の自分に戻るとは
真のなりたい自分になることは、本来の自分に戻ることであり、自分らしく生きる、ということです。
本来の自分に戻るとは。
他人の価値観や世間の常識に合わせて、人に評価されることを求める生き方ではなく、自分の価値観で生きることです。
自分の心の声に従って、自分の評価で生きるということです。
自分と自分を統合する、ということです。
自分と自分が統合していると、葛藤がなく、悩みません。
5.なりたい自分になる具体的な方法
なりたい自分になれないのは、自分の中にあるネガティブな思考や感情が邪魔しているからです。
自分の中にあるネガティブな思考や感情が、なりたい自分になるのを阻止しています。
ネガティブの鎖ががんじがらめに体に巻きついて、身動きができない状態です。
この鎖を解き放ち、自分を解放しなければ、なりたい自分になれません。
自分の中にあるネガティブが、なりたい自分になるのか、なりたい自分になれないのか、大きな鍵を握っています。
では、具体的な方法です。
①自分を観察する
常に自分を観察し、自分の中にあるネガティブな思考や感情を気づく習慣をつけましょう。
なりたい自分になりたいときに出てくるネガティブな思考や感情を見つけ出します。
固定観念や常識に縛られていないか?そこにもネガティブな思考や感情がひそんでいます。
②自分を肯定する
ネガティブな思考や感情を持っている自分を肯定します。
自分の中にあったネガティブな思考や感情を見つけたら、その思考や感情が自分にあったことを認めて受け入れます。
ここはとても大事なところです。それができたら先に進むことができます。
③自分を解放する(解放)
ネガティブな思考や感情から自分を解放します。
ネガティブな感情を自分から切り離すイメージをします。
ネガティブな思考や感情を手放す!イメージをします。
そのネガティブな感情はもう選択しない!と強く決心します。
自分の一番しっくりくる解放の仕方でいいです。
自分をがんじがらめに縛っている鎖を解き放ってください。
解き放つ!という強い意思(決意)を持てば解き放てます。
鎖から自分を解き放つことができるのは、自分の意識です。イメージです。
④意図を明確にする(意図)
ネガティブの鎖から自分を解放し、自由に行動できるようになりました。どんな自分でもなれる状態です。
どういう自分になるのか自分に指示してださい。
指示しないと動き出すことができません。即ち、なりたい自分になりようがありません。
自分がなりたい自分を明確に意図します。それが指示になります。
そして、次が重要ポイントです。
すでになりたい自分が叶っている、イメージをします。
なりたい自分になってうれしいっ!!!と大喜びし、うれしくてしあわせを感じてください。
ポジティブな感情を、思いっきり強くイメージしてください。
その喜びやしあわせのポジティブな感情が、なりたい自分を叶えてくれます。
未来を先取りしてしまうんですね。未来を自分で創ってしまいます。
今ここに過去現在未来があるから叶う、という仕組みです。
まとめ
なりたい自分とは、自分が憧れている人のことかもしれません。
自分が見本にしている人。
憧れるということは、自分の中にもその人と同じものがあるそうです。
嘘ーーー!という声が聞こえてきそうですが、そうらしいです。
まだ、憧れの人と同じものを発揮できる実力が伴っていないだけ、なのでしょう。
発揮するには、発揮する方法を知ること、実践を通したトレーニングが必要です。
やがて、憧れの人と同じ自分が現れているでしょう。
なりたい自分になっていない自分に、自己嫌悪してしまうこともありますが、自分を責めず腐らずチャレンジを楽しみましょう。
望むことをあきらめなければ、思いは必ず叶います。
なりたい自分になる可能性は、いつも目の前に用意されています。チャンスだらけです。
なりたい自分になることは、本来の自分自身に戻ること。
それは生きる目的の1つ。
魂の喜び。
本来の自分に戻るときがきました!