「傷ついた」体験、いっぱいあると思います。「心の傷」になっていませんか?
心が傷ついたことを「トラウマ」と言ったり、傷ついた子ども時代の自分を「インナーチャイルド」と表現したり、「アダルトチルドレン」という言葉もあります。
わたしたちは「心の傷」を持ちながら生きている、と言ってもいいですね。過去の「心の傷」が今現在に大きく影響していることを実感していませんか?
過去の「心の傷」の記憶によって、人をいつまでも恨んだり、憎んだり、心を閉じてしまったり、「心の傷」は、しあわせを邪魔しているかもしれません。
過去の「心の傷」の記憶に振り回されて今現在を生きている、ということにもなりますね。
「心の傷」から、そろそろ、自由になりませんか?
嫁姑問題・・・わたしの「心の傷」の体験
わたしは、夫の父が亡くなったことで、結婚6年目に、夫の母(義母)と同居しました。最初はうまくいっていた嫁姑の関係が、夫を取り合うことで、最悪の関係になりました。義母は、夫を亡くし、不安で、自分の息子(わたしの夫)を夫のように頼ったのでしょう。
わたしは、義母に意地悪をされました(と、わたしは思いました)。面倒見のいい姑じゃなかったです。わたし自身もいい嫁ではなかったです。義母とは、嫌な記憶ばかりが、積み重なっていきました。わたしは傷つきました。義母も傷ついたと思います。
「心の傷」が、義母とわたし、両方にできたでしょう。
わたしは、義母が大嫌いになり、義母にやさしくしなきゃと思いながらも、頑ななほど、やさしくできなくなりました。
「義母が嫌い」「義母にやさしくできない」自分と、「そんな自分は駄目だ」と責める自分、2人の自分が葛藤していました。悩み苦しみました。
「やさしい嫁じゃないと駄目だ!」「愛のある人間じゃないと駄目だ!」と自分を責め、自分にムチを打ちました。
そうすると、もう1人の自分が、「だって義母にあんな意地悪をされたんだよ。あんなに嫌なことをされたんだよ。そんな人にやさしくできるわけないでしょう!!!」と、ムチ打たれながら、反発し、抵抗し、絶対に自分の主張を譲りませんでした。
結局、ムチを打つのもムチに打たれるのも、どっちも自分です。自分と自分が闘っています。自分が2つに分かれている状態です。自分と自分が引き裂かれる、それは、非常に、苦しいことでした。
この状態は、自分が1つにならない、自分の氣持ちが1つに決まらないので、方向が定まらないということにもなります。生活の基盤が、ぐらぐらしている状態です。
自分と自分が闘っているのですから、心は休まりません。自分と自分が闘っている間は、平穏、平和は決して訪れません。苦しみから、解放されません。
その苦しみから抜け出すには・・・無条件で自分にOKを出す
その苦しみから抜け出すためには、「義母が嫌い」「義母にやさしくできない」自分に、「そう感じていいよ」と、無条件でOKを出すことでした。責めることをやめ、ありのままの自分の思いを、認めて受け入れること、肯定することだったんです。
「義母が嫌い」「義母にやさしくできない」という、ありのままの自分の氣持ちを肯定すれば、自分を責める必要がなくなります。自分と自分が闘う必要がなくなります。2つだった自分は1つになります。もう自分と自分が分かれていません。
「ありのままの自分になるために」・・・過去の傷を癒す
実は、ありのままの自分の氣持ちを、そのまま認めて受け入れることで、逆に、「義母が嫌い」「義母にやさしくできない」という思いから離れられるようになるんです。なんとも不思議なカラクリですが、そういうことが起きるんです。
「義母が嫌い」「義母にやさしくできない」という思いが出てくるのは、義母から受けた(と、思っている)心の傷が原因です。
その心の傷は、悲しみ、怒り、悔しさ、理不尽さ、憎しみ、などの感情を引き出しました。心の傷がまだ癒されていないので、義母と顔を合わせると、どうしても、過去の記憶が出てきて、やさしくなんて絶対にできない!状態になるんです。
心の傷を癒さないと、先に進めません。心の傷を癒さないと、義母にやさしくしたいと思っても、いつまでたっても、その心の傷が邪魔をするのです。
「義母が嫌い」「義母にやさしくできない」自分を、受け入れて認めてあげることは、その原因となった心の傷を受け入れて認める、ということになります。
「ああ、ああいう意地悪をされたね、辛かったね」と自分を抱きしめてあげる方法がありますね。傷ついた自分を、そのまま、認めて受け入れ、やさしく抱きしめてあげる、のもいいですね。
「義母が大嫌いだ!」「義母にやさしくなんてできない!」というありのままの氣持ちを、認めて受け入れることによって、「わたしの氣持ちをわかってほしい!」「わたしの心の傷に氣がついてほしい!」「わたしの心の傷を癒してほしい!」という思いに、ようやく、氣がついてあげることになります。
心の傷をわかってあげることになります。
心の傷に氣がつくだけで、癒されます。
心の傷を、認め受け入れると、さらに、もっと癒されます。
心の傷が癒されるようになると、義母への思いも変わってきます。義母への思いが、軟化してきます。
それまで、どんなに、「嫌いになってはいけない」「やさしくしなければいけない」と思っても、やさしくできなかったのに、自然にやさしくできるように、方向転換されていくのです。
なぜならば、「義母が嫌い」「義母にやさしくできない」のは、心の傷がそうさせていたので、その心の傷が癒え始めると、もうそんなことをしなくてもよくなります。そうする理由がなくなるからです。
過去の心の傷に、自分を縛りつけていた鎖が、外れ始めるのです。
「やさしくありたい」と思っていた、元々の自分の氣持ちが、育ち始めるんです。義母との関係が変わってくるんです。
重要ポイント・・・「本当に」ネガティブを肯定しないと変わらない
ネガティブな自分の考え、ネガティブな感情を、「本当に」それが自分にある、と肯定しないと変わりません。肯定した「つもりになっている」場合は、一見変わったように見えても、また同じことが繰り返されます。
というのは、「本当に」肯定するということが、わたしたち、意外に、できないんです。ネガティブな自分を認め受け入れる、ということは、思いの他、困難です。「本当に」認め受け入れることが、重要なポイントです。
わたしは、「義母を嫌いだ」と思っている自分を、「愛のない人間だ」と思って、受け入れられなかったんですね。自分が愛がないと認めることが、ものすごく嫌だったんですね。
今は、わたしたちは、今ここにいるだけで愛そのものであることを知っていますが、その当時はそんなことがわからず、「愛がない自分」であることは、ものすごい恐怖だったんでしょうね。だから、「義母が嫌い」を認めて受け入れられなかったんですね。今ならわかります。
「自分がありのまま感じることにOKを出す」「ありのままの自分を認め受け入れる」「ありのままの自分を肯定する」
なによりも、まず、そう決めます。決意します。自分に一番フィットする言葉で、自分自身に宣言します。
そうすると、その方向に、自分の氣持ちが動き出します。これは、自分が決めて、自分が自分に宣言しないと、効力がありません。自分にOKサインを出せるのは、自分しかいないからです。自分以外の人は、自分にOKサインを出すことはできません。
ここでも、「本当に」決意することが、重要なポイントです。自分が「本当に」決意することで、その方向に、必ず、動き出します。この決意が曖昧だと、どういう方向にいっていいのか、自分自身が迷うのです。行き先を決められず、彷徨ったままになってしまいます。
決意するだけで、物事は、その方向に動き出します。決意することによって、舵取りが決まり、目的の方向に、船が動き出します。
2つの自分が1つの自分に戻ると・・・ありのままの自分になる
「ネガティブを肯定する」と、「ありのままの自分」でいいので、「そんな自分じゃ駄目だ」と、自分が自分にムチを打つことはなくなります。自分と自分が闘う必要がなくなります。
自分と自分が闘わなくなると、人とも闘わなくなり、平和になります。これが、「ネガティブを肯定する」ことによって変わる、1つの大きな変化です。
「ありのままの自分肯定する」ということは、どんな自分であろうと、すべての自分を、「自分が」「本当に」認めて受け入れることです。これが、「ありのままの自分」を認める、ということです。
自分が1つになる、ということです。1つになるということは、自分がどうしたいか、行き先が1つに決まる、そしてそこに向かう、ということです。
「心の傷」から自由になりましょう。「ありのままの自分」で真の喜びの人生を楽しみましょう。
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