人間関係において「気を使う」という気持ちは、日々の暮らしの中で誰もが大なり少なり事あるごとに感じていると思います。けれど時には、それで疲れてしまうこともありますよね。
この「気を使う」という気持ちは、私たちにとって幸せにつながるものなのかどうか、人間関係を円満にするにあたって、本当に大切なことなのかということについて考えてみました。
「気を使う」というのは、私たち日本人にとってはごく当たり前の日常の意識であり、社会生活を潤滑にするための必要不可欠な心のアイテムだと信じられているのかもしれません。
でも本当にそれは必要なことなのでしょうか?
気を使うことが果たして相手との間に良好な関係を築いていくものなのかどうか、そして私たちの人間関係に幸せをもたらすものなのかどうか。
気を使う生き方から、もっと自然体で自由に生きる生き方の道しるべをあなたにお伝えしたいと思います。
私達はなぜ気を使うのか?
あなたはご近所、会社、親類などの人間関係において、いつの間にか自分の発する言葉を選び、相手の顔色を窺い気を使って生きていませんか?
もしかしたら何の違和感もなく、毎日顔を合わせる家族にさえ気を使う生き方をしているかもしれませんね。それは幸せな生き方とは違ったもののように思えます。
気を使う気持ちの奥にあるのはいったい何なのでしょう。
「こんなことを言ったら、嫌われるかもしれない。」
「こんなことをしたら、軽蔑されるかもしれない。」
このような恐れを無意識に感じることもあるでしょう。そして究極は「私はどう思われているのだろうか?」という不安な気持ちを抱えていることだと思います。
そんな感情を持つあなたは、嫌われたくない、軽蔑されたくないという思いから自分の本心を見て見ぬふりをして相手に合わせようとしてしまいます。
そんな時のあなたは、決して自分の気持ちに素直ではありません。つまり自分軸ではなく、相手主導の他人軸になっているということなのです。
あなたは、それに気づいていないかもしれませんね。
もし気づかずに恐れや不安を持ったまま相手に気を使い続けているとしたら、きっとどこかで息苦しさや自分への不信感を感じていることでしょう。
そんな息苦しい生き方をしていることがわかっていても、嫌われるかもしれない恐れや、自分を受け入れてもらえない不安から自分を守るために気を使ってしまいますよね。
気を使う大元にあるもの
まずは、あなたが気を遣うことの大元の原因から探っていきましょう。
「こんな自分だと嫌われるかもしれない。」
「私は馬鹿だから変なこと言っちゃうかもしれない。」
「そうしないと、人からどう思われるか心配でたまらない。」
などなど、自分自身に対する不安や自信のなさからやってくる感情がしっかり根付いているようです。
このような感情を常に持っていると、家庭生活や社会生活を送るのにどうしても気を使ってしまいます。
気を使うことで「自分は悪い。」「自分が間違っている。」「自分は嫌われているかもしれない。」という恐れから逃げようとしているのです。
さらに自分が信頼できない、自信が持てないという恐れや自分への不信感があり、それを奥に押し込めて隠してしまっているのです。
嫌われるかもしれないという恐れから相手に合わせようとする。あるいは、自分に自信がないという不安から相手の顔色をうかがう。そうやってその場の状況に合わせようとしているのではないでしょうか。
そう考えてみると、気を使ってビクビクするのは決して楽しくワクワクする生き方ではありませんね。
「でも、そうしないと、相手が・・・」と考えるかもしれませんが、あなたの心の中に潜んでいるのは「自分は嫌われるかもしれない」という恐れです。それこそが解放すべきあなたの感情なのです。
嫌われる恐れ
「人に嫌われる」とか「人にどう思われるか」という感情は、私たちを絶えず支配しています。無意識でいると必ず、いつの間にか恐れが心を占領し始めます。
ではなぜ私たちは人に嫌われることをそこまで恐れるのでしょう。
これは日本人が過去において長い歴史の間に培ってきた感情です。「村八分」という言葉がありましたね。また最近では「シカト」という言葉もあります。
つまり人から嫌われる、仲間に入れてもらえないということは死活問題に関係してきたから、そこに潜む恐れは私たち日本人にとっては並み大抵のものではないのです。
そこで、嫌われないために、相手はこう思っているだろうと気持ちを先読みして行動を起こします。それを変えていきましょう!
恐れが恐れを呼ぶという引き寄せ
類は友を呼ぶという言葉がありますが、実はあなたの中にある恐れが、次の恐れを生み出しているということに気づいてほしいのです。
あなたが持っている「嫌われるかもしれない」という恐れは、次の瞬間には嫌われるという現実を創造します。
つまり、嫌われたくないから気を使って恐怖心から逃げようとすることより、嫌われる恐れを引き起こす力のほうがずっと強力に働くのです。
実は私自身「いい妻になろう。」「夫に気に入られよう。」という考えが強かったばかりに、夫にずーっと気を使って生きてきました。少なくとも私はそう思っていました。
でもそれは、今から思うに相手にとっては迷惑なことだったのかもしれません。
実は、気を使っているうちに自分自身の気持ちが分からなくなってきたのです。相手に気を使い顔色を窺っていくうちに、自分の本来の気持ちを見失ってしまいました。
その結果残されたのは、自分への不信感と相手への不信感でした。つまり自分に自信が持てないという恐れが、相手からもっと多くの恐れを引き出していたのです。
不安が不安を呼ぶ
「自分がどう思われているのか?」という不安があるとしたら、それは絶えずどう思われているのかという不安をまき散らし、恐れと同じようにあなたに不安を返し続けます。
これをニチメコでは「ホログラム」という言葉を使って学びます。
すべての現実の登場人物は自分の写し絵であるということ。つまり自分の思いが引き寄せているということなのです。不安であるという今の感情が、次の不安材料を作り出して現実に展開させます。
気を使うことを解放し自分軸で生きる
気を使わずに自然体で楽に生きるには、まず「嫌われるかもしれない」という恐れを解放することから始めます。
そして「人からどう思われているか?」という不安な思いは、「自分は人からこう思われる。」という理想の自分を宣言することによって変えればいいのです。
これは、ハイゼミの学びの基本中の基本である「解放」と「意図」です。つまり不必要な感情を解放し、理想の自分を創造します。
決して無謀なことでも、夢物語でもありません。私たちは自分の意識で自分の人生を自由に創造することができるのです。
もうお分かりですね。あなたの不安や恐れが何なのかを、まずはご自身に問いかけてみてください。そして、それらの不安や恐れを解放し、どんな自分になりたいかをしっかり想定してください。
この解放と意図を繰り返すことが自然体で楽に生きるための道しるべなのです。解放と意図が習慣になる頃には、あなたの毎日は気を使うことからあなた主導の自分軸の堂々とした日々に変わっていくことでしょう。
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