今の自分を変えたい、もっと自分に自信をもちたい...
でも、変わりたいのに変われない・・
私も長いこと「変わりたいのに変われない」の呪縛の中にいましたが、ある時、そもそも最初の一歩でボタンを掛け違えていたことに気づきました。
その掛け違えに気づくと、本当に根本から自分を変えていく方法がわかりました。
ここでは、その仕組みと、自分を変えるための具体的な方法をお話していきましょう。
ご一緒に「変わりたいのに変われない」の呪縛から解き放たれて、本当の自分を、自由な心で、幸せに生きていきませんか?
1.変わってどうなりたいのか?
まず始めに、変わることによって、どうなりたいのか?を見てみましょう。するとその奥の、本当の望みが見えてきます。
・仕事で成功して経済的に豊かになって、安定した生活を送りたい
・やりがいのある仕事を見つけて、生き生きと生きたい
・いつでも優しい性格で、人から好かれたい
実はこれ、「本当はどうなりたいのか」をみていくと共通点がみえてきます。
・安定した生活を送りたいは、「満たされたい」
・生き生きと生きたいは、「幸せになりたい」
・人から好かれたいは、「愛されたい」
まとめると、「変わりたい」と思うとき、その奥には、「幸せになりたい」や「愛されたい」という思いがあります。つまり、本当の望みは仕事で成功することや、優しい性格になることではなく、幸せを感じることだったのです。
2.なぜ「変わりたいのに変われない」のか?
では、なぜ「変わりたいのに変われない」のか?人はなぜ、幸せで、愛されて、満たされている状態にいつもいられないのか?
シンプルにその答えをいうと、「変わりたい」と、自分自分が思っているからです。
「変わりたい」と思っているのは、「今私は幸せではない」「愛されていない」「満たされていない」と思っているのと同じだったのです。
だって、何から変わりたいかといったら、「幸せじゃない私」から、変わりたいと思っていると思いませんか?
ちょっとトリックのようですが、ここがとても重要です!
「変わりたい」と思いながら、何か目標をもって、変わるために一生懸命頑張っても、いっとき変わったように感じるだけです。
そしてまた元の状態に戻ったり、望みが叶っても満たされず、また別の「変わりたい」を探しだしたり、結局ぐるぐると繰り返すことになります。
3.自分を変えるには?
では、本当の意味で、自分を変えるにはどうしたらいいか?
これが「変わりたいのに変われない」の呪縛を解く方法です。
その方法とは...
「自分を好きになること」
自分を変えるには、「変わりたい」というその思いをやめて、今のまま、そのままの自分を好きになることだったのです。
例えば、「自分を変えたい!もっと私が変われば、・・・なのに。」
って思っていたとします。
でも実はそのとき、今の自分ではダメって自分自身を「否定」しています。
逆に「このままの私が好き」って思えたときは、ありのままの今の自分を「肯定」しているときです。
ここが大切なポイントです。
どんな自分も好きになることは、「自己肯定」ですが、逆に「変わりたい」という思いは、一見向上心のある考え方のように感じますが、「自己否定」です。
自己否定は、否定的な現実を創り出します。つまり、願いは叶わない現実です。
逆に、自己肯定は、肯定的な現実を創り出していきます。つまり、願いが叶った世界です。
「変わりたい」と思うとき、一生懸命なんとかしようとすることは、逆に変われない現実を創っているわけです。
でも、「自分を好きになること」へ意識を向けていくと、現実は以外に楽に変化してしまうかもしれません。
ここが冒頭でお話をした「ボタンの掛け違え」だったのです!
ここが違っていると、どんなに頑張っても、「変わりたいのに変われない」の呪縛から抜け出すことができません。
4.自分を好きになる方法
ではここからは、自分を好きになる具体的な方法をみてみましょう。
自分を好きになるとは、そのままの状態を、ただ受け入れることです。自分のダメなところを失くすのではなくて、自分のダメなところを、そのまま肯定します。
☆自分の中の傷ついた小さな子と対話する
ありのままの自分を肯定するための一番大切なことは、自分の中の傷ついた子を癒すことです。なぜなら、この小さな頃に傷ついた子が、自分を否定する想いを持っているからです。
たとえば、お母さんに怒られて悲しかったことや、本当はやりたかったのに、あきらめて我慢をしたことなど、幼少期の想いを探っていきます。
自分の中の傷ついている子をみつけたら、何度も何度も、その子と対話をします。本当はどうして欲しかったのか?なんていってほしかったのか?
涙がでるくらい、その子の思いを感じてあげます。すると、幼少期に固まった想いが解れていきます。
この想いのことを、インナーチャイルドといったりもしますが、幼少期の想いが解けてくると、自分を好きになれるようになるのです。
なぜなら、自己否定をしているのは、インナーチャイルドの想いだからです。
まずは、幼少期の出来事を思い出して、そのとき本当はなんていって欲しかったのか?どうして欲しかったのか?と問いかけ、
何度も、幼少期の自分に寄り添い「認める」「褒める」「励ます」の言葉をかけます。
根気よく何度も何度も・・声をかけてあげます。
5.最後に...
インナーチャイルドの想いが癒されていくと、ありのままの自分を受け入れることができて、自分のことを好きになれます。
すると、自然と、「変わりたい」という思いがなくなっていくかもしれません。
でもそれは、向上心がなくなったのではなくて、「どうせ叶う!」というあり方に変わるのです。
「変わりたいのに変われない」という軸から、「どうせ叶う」という軸へ、意識が変化します。
どうせ叶うって思える人は、どんな人生を生きているか知っていますか?
それは..
本当の自分を、自由な心で、幸せに生きる人生を生きています。だってどんなことも望むことを叶えて、その人生を生きているのですから。
つまり、幸せで、愛されて、満たされている人生を生きていけるわけです。
その大切なポイントは1つ!「自分を好きになること」です。
変わりたいの変われないの呪縛から解き放たれて、本当の自分を、自由な心で、幸せに生きるには、「自分を好きになること」これが一番の近道です!
幼少期の思いに一人でうまく寄り添えないないときは、ニチメコのメンタルコンサルティングを活用してみてくださいね。
あなたに寄り添い、幼少期の固まった思いを解いていくサポートをさせていただいています。^ ^