体の痛みを感じた時、病院に行っても原因不明のことがありませんか?
その原因は、心の変化や負の感情からきていることがあるのです。体の痛みは、苦痛を伴いますが、実は有難い自然の注意、赤信号なのです。体は、とても正直。「病は気から」という言葉があるように、思考が病気を作り出していることもあります。それに、体の痛みと感情は密接な関係があり、ネガティブな感情が健康に影響を及ぼしているということです。
実は、私はとても痛みに弱いんですが、そんな私が、今までの思考パターンを手放した時に、いつの間にか気になる痛み症状が和らいでいたという体験をしたことがあります。体は、魂を入れる器なんです。体の不調は、魂からのサイン。自分と向き合うことで、驚くほど症状がよくなりました。あなたも、体の声に耳を傾けてみませんか?
1 感情は人生の羅針盤
心地よいものは体を治し、気持ち悪いもの、痛いものは、体を壊すという整体の教えがあるそうです。感情も、楽しい感情は人生の幸せに近づき、嫌な気分感情は幸せから遠ざかります。あなたは、わきあがってきた感情を上手く開放できていますか?
私たちは、「泣いてはいけない」「怒ってはいけない」という躾や教育を受けたために、感情を押さえ込む癖がついています。我慢して押さえ込んだ感情は、内側にどんどん溜まり、表現されずに流されなかった感情は、体の中に抑圧されたまま留まります。そして、開放されない感情は、体にストレスを与え続け体の歪みや痛み、病気になったりします。我慢しすぎは、体調不良に繋がることもあります。
悲しみや怒りの感情があることに気づいていますか?気づいてあげることで感情をコントロールできるようになります。体の痛みから開放されるために、まず自分自身の感情に気づいてあげましょう。
2 脳が体の痛みを感じる仕組み
不安や怒り、恐怖などのネガティブな感情が多いと痛みは強くなるそうです。たとえば、楽しいことに夢中になっている時には、体に痛みを忘れていたり、逆に不安になるようなことを考えている時には、痛みが増加したりという経験があるのではないでしょうか。痛みの度合いは、その時の感情で変化するということですね。
脳は、痛みを痛みと感じるだけでなく、痛みと同時に不安、恐怖、怒りなどの感情も同時に感じているそうです。しかし、この時の痛みや感情の感じ方は人それぞれです。人によりすごく痛く感じる人とそうでもない人がいます。
それは、どうしてでしょうか?過去のその人の記憶や思い込みが、痛みの感じ方に影響しているようです。体の痛みそのものはそうでもなかったとしても、過去の痛かった記憶やネガティブな思考習慣などの情報が大きいと、脳は痛みを増幅してしまうそうです。その人の思考感情が痛みを増幅させてしまうということです。
改善しにくい慢性痛は、ほとんどの場合ネガティブな思考感情が影響しているようです。もし心当たりがあるようでしたら不安や怒り、恐怖などのネガティブな感情と向き合ってみませんか?感情を開放することで痛みも開放へと向かっていきます。
体の痛みは、開放するものがあることを教えてくれる有難い信号なのです。
3 抑圧された感情は筋肉に宿る
私たちは、感情を抑える時に無意識に筋肉を固めてしまうらしいです。強い怒りや悲しみをもっている人は、無意識のうちにそれより強いパワーでその感情を押さえ込んでいることが多いようです。いつの間にか筋肉が感情を押さえ込むために緊張し続けているということですね。普段から感情を表現せずに抑えることになれてしまった人は、反応した筋肉が体のどこかで塊となって、それがコリとして体の痛みの原因になることがあります。
一見関係のないような肩こりなども感情との深い関係があるようです。あなたは、感情を押さえ込んでいませんか?
4 感情を上手に開放
感情を出す方法として、言葉で感情を表現する。自分の思った言葉を感じたままに相手に伝えられたら楽でしょうね。それから、表情で表現する方法。それができない時は、自分の感情を認める方法として、「紙に書く」という方法があります。なんでもいいのです。まず書いてみましょう。そして、その感情を自分で認めてみましょう。紙に書くことで感情を表に出すことができるのです。それだけで、大丈夫です。
自分の感情を認め、ありのままの自分を受け入れましょう。抑圧された感情が開放されると、いつのまにか体の痛みも和らいでいることに気づかれるかもしれません。
5 体の痛みは幸せの門
体は、その人の心をそのまま表しています。体の痛みをただの痛みとするのは、勿体無いことです。
痛みは、どこからきているのだろうと自分と向き合うことで、体はいろんなことを教えてくれます。
どうぞ、体の声に耳を傾けて幸せの門をたたいてみませんか!
しあわせになりたい方は、『望む人生の作り方』をおすすめします。