自尊心という言葉をネットで検索すると「ありのままの自己を尊重し受け入れる」態度と書いてあります。
『ありのままの自己』。。。
「ありのまま」とは、どのような状態でしょうか?
私は、ごく普通の「常識」を信じている両親の元で育ちました。
そんな両親の想いは「思いやりのある子に育ってほしい」でした。
私は、何の疑いもなく、両親の想いの中で育ちました。
しかしなぜか?大人になって、常識に従い自分以外の周りの人への「思いやり」の人生は行き詰まったのです。
でも私の人生はそこで終わったわけではありませんでした。
「行き詰まり」は「ありのままの自己を尊重し受け入れる新しい扉」だったのです。
私には「思いやり」といえば、なぜか思い出す「記憶」があります。
私が小学生だった頃、いつもみんなの輪から離れてしまうM子ちゃんの存在でした。
どこか寂しそうで、話しかけてもなかなか話さない子でした。
私はその子のことがいつも気になって気になってしょうがありませんでした。
1・チェック:こんなことはありませんか?
【チェック1:強力に依存する存在を常に自分のそばに置いていませんか?】
私はM子ちゃんを心配していればよかったし、M子ちゃんのことをいつも気にかけてあげる「いい子」でいることができました。
私にとってM子ちゃんは欠かせない存在でした。
M子ちゃんとは小学校時代の出会いでしたが、ときを経て、ところを変えてもM子ちゃんのように、「ほっとけない存在」が私のそばには必ずいました。
【チェック2:見えない期待に自動的に応えていませんか?】
大人の期待に応えることで「愛されたい、認められたい」という気持ちを満たそうとするのは、主に幼少の頃に強く無意識に働きかけます。
「察して行動する」ことだけに慣れてしまうと自分を犠牲にしてしまっていることがあります。
【チェック3:助けようとして相手の中へ入り込んでいませんか?】
自尊心が自分の中に育っていないときというのは、不思議なもので、つい自分以外の困っている人や弱い人を見つけてきてあれこれ世話を焼こうとします。
コミュニケーションをとることも苦手な場合が多く、生まれてから自動的になっている行動(無意識)になかなか気づくことができません。
役にたって→認められて(ほめられて)→満足する。という無意識のパターン
無意識は自分のエゴを満たそうと働きます。
エゴは、悪いものではありませんが、いつもエゴの囁きのままに行動していると、いつまでたっても「自分で決める」ということができません。
次に
心から望む人生を歩みたいあなたへ!
自尊心を高めるための3つの新しい習慣を紹介します。
◆自尊心を高めるための新しい習慣
1・アファメーションする
アファメーションとは自分自身を肯定的な言葉で宣言することです。
私がアファメーションをするようになったキッカケは、
どん底状態!すべてにお手上げ、何をやっても私はダメだ!に行き着いてしまう絶望的な状態でした。
アファメーションは考えなくていいのでラクです。
続けることで、さらに効果を発揮します!
声に出して
例:「私という存在は私自身へ最高の贈り物です」と心をこめて宣言します♪
2・自分で決める=認識する
今日は○○をする!ということを決める=認識する
「認識」はボタンのスイッチみたいなイメージです。
今までやろうと思ってもなかなかできなかった「やってみたいこと」「楽しい」と思うことのスイッチを押してくださいね!
ぜひリラックスして楽しんでください♪
3・1日の終わりにのんびりタイム
心を静かにする。呼吸を意識してみましょう。
のんびり湯船に浸かったり、ヨガや簡単なストレッチもおすすめです。
その日の1日の感謝や幸せと感じたことを10個見つけてノートに書く。
「書く」ことは素晴らしく効果的です!
*まとめ*
自分自身に対して「意識的」になったときから自尊心は初めて芽を出し、育ち始めます。
人生の中で学校からの卒業や人との出会いなど「節目」と呼ばれる場面では、必ず選択が迫られています。何を望み、どの方向へ進むのか?選択を迫られる時期が必ずあります。
無意識ではなく「意識的」に生きるという生き方の選択です。
◆喜びをつないでいく
「意識的に生きる」ことを選択すると、今まで気づくことのなかったネガティブな感情にも気づきます。
自分で決めて一歩を踏み出すには、自分自身が何を怖れたり、不安に感じているか?というネガティブな感情や考え方を明確に知ることはとても重要なことなのです。
ネガティブな感情は怖れずに向き合い受け入れることで必ず手放すことができます。
そして、心から望む意図をしていけばよいのです。
そのプロセスはまちがいなくあなたを進化成長させます。
世界にたった一つのあなたの自由で喜びに溢れた望む世界はあなたが堂々と扉を開けて入ってくることを今か今かと待っています!