ニチメコのハイゼミでの授業【謙虚さ】の中の1つに≪おごりたかぶり≫という課題があります(旧ステージ課題)。
どうやら、この≪おごりたかぶり≫とは、人の進化の歩みを止めてしまう程のダメージがあるのです。なので進化成長をしたい私は、真剣にこの課題に取り組みました。
この3つのステップで自分を許し、あなたも次のステージに歩みを進めてみませんか?
ステップ1.優越感・劣等感をあぶりだす
授業の内容を簡単に言うと、どのような時に優越感を感じ、どんな場面で劣等感がわいてくるのか?をあぶり出し、日記に書き出すというものです。
*★*―――――――↓2011/07/07日記より抜粋↓―――――――*★*
あるお友達に対して、いつも出てくる感情があります。親友だと思っていたのに、利用されただけだったのか…という思い。
彼女を思い出すと、まさに優越感と劣等感がぞくぞく出てきます。もう何年も昔の話なのに、感情は現在進行形!
彼女には、自分が出会った人や出会った物・学んだ事、全てを話し、一緒に体験したり、時には背中を押したり…本当に全てを分かち合い、時には私に来る恩恵をそのまま彼女に差し出したりしました。
当然、彼女も同じ考えだと思っていた私でしたが、彼女が私に黙っていつの間にかアロマの先生になり、さっさと自分の道を見つけて歩みだした時に愕然としました。
「私はばかだ…」
その当時の率直な思いです。
でも今こうやって課題に取り組んで振り返ってみると、それは、おごりたかぶり以外の何物でもないと気づかされました。
今まで、彼女によかれと思ってやっていた事は、まさに優越感そのもの。彼女が自分の道を歩み始めた事には、劣等感を感じました。
ようするに私は彼女の為にやっていたのではなく、自分の欲を満たす為に、彼女にいろんなアクションを起こしていただけだったのです。
彼女よりも、いろんな人や学びに出会う自分が優越感に浸りたい為に、彼女に「こんなすごい人と知り会ったよ~!」と報告する。
どう?あなたも私みたいになりたいでしょ?ってな感じで、自分のものを彼女に差し出す。それを素直に受け取る彼女に優越感を感じていたのです
だから私が今の現状に足踏みしている間に、彼女が大きく進化していることに気付きもせずに新しい道を見つけた彼女に、心からの祝福の気持ちも持てずに「利用された」だの「相談もしてくれなかった」だのと、ごねまくりひとりで劣等感に苛まれていたのです。
常に彼女より上でありたい…常に彼女より先を歩いていたい…
彼女の背中を見たくない…彼女のサポートなんてしたくない…
なんだー!こんなの親友じゃないじゃん!あぁ、浅ましき私のおごりたかぶり^^;
今日、はじめて認めることができました!ありがとうありがとうありがとう!!!
すねていた、かわいいかわいい今までの私を、ぎゅっと抱きしめてお空に解放します♪
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今読み返しても、自分を抱きしめたくなるほど愛おしくなってきます。
ステップ2.解放が起こるのを待つ
自分の中で熟考し、文字におこす(書き出す)作業は、一見なにげない行為のようですが、これがすごいエネルギーを生み出し、自分の中の根底を揺さぶり、やがて現実での解放が起こり出します。
私の場合、すぐ翌日に巻き起こりました。ものすごい変容だったので、今でも覚えています。引き続き、翌日に書いた日記を書き出します。
*★*――――――――――――↓日記抜粋↓――――――――――――*★*
今朝、アロマの本を読んでいたところ、急にものすごい怒りがこみ上げてきました!
おーーーーーーーーーーーーー!
久しぶりにきたーーーーーーー!
感情の発露ーーーーーーーー!
そのお友達と、あのお友達、はたまたあっちのお友達と…他のお友達に対する怒りも、同時にこみ上げてきます!
全て私が彼女たちをサポートし、自分のお友達に紹介しまくり、それがきっかけで彼女たちは、立派に自立し軌道に乗った経緯があります。
「私はいっぱい彼女たちの良さを見つけ、いろんなサポートをしてきたと言うのに、なぜ私はサポートしてもらえるどころか、忘れらさられ無残にも打ち捨てられているのだろう?」ひどい!ひどい!ひどい!!!
この思いがこのまましばらく続くのか?と、ちょっと自分に対してひるんでしまいましたが…
あら、不思議(@_@)
30秒もしないうちに、くるっと内側に向き直り
「おや?自分の良さに気づかず、なんのサポートもせず打ち捨ててしまったのは、ほかならぬ自分ではありません????」
すげーーーーーーー!
なんか、感動しました!
昨日までは、昔からの課題である「人を許す」ことが果たして私に出来るのか?出来たとしても、きっとうわべだけよね?と、少々自分に期待が出来なかったのですが…
今朝は自分を見直してしまいました(*゜ー゜)
*★*――――――――――↑抜粋ここまで↑――――――――――*★*
この日記の感動は、今でも私の中を揺さぶり続けています。それは、進化の後押しにもなるほどのエネルギーなのです。
ステップ3.【自分を許す】体感を自分のものにする
ステップ2の日記の最後の方でも書き出したのですが、私は、常日頃から頑ななところがあり「自分には人を許す度量があるのだろうか?」と疑問に思っていました。
しかし、この体験で「自分を許すことが、他人を許すこと」なのだと、悟ったのです。
この気づきは、私に大きな癒しをもたらしました。お友達への憎しみが、根こそぎ全て消え去り、なんのしこりもなくなっていました。
今まで、私の中で固く冷たくなっていた人を憎むという気持ちが、融けて流れだし温かい光が魂に灯った瞬間でした。
このように解放とは、人それぞれ体感は違えど「軽くなる」「暖かくなる」のですが、そこで終わらせるのではなくそこから得た学びをしっかりと心に刻むことも、これからの人生には大切なことだと思います。
「自分を許す」ことは、自分の存在を許すこと。自分の存在を許すということは、この世に生まれ生きてきた全てに恩恵を与えること…
私に恩恵を与えられるのは、私にしかできない。そう思えてなりません。
この3つのステップで、あなたも「自分を許す」体験をしてみませんか?その歩みは、今後の人生が生きやすくなるだけでなく、新たなステージへの一歩となることでしょう。