「自分を愛すれば、人生はうまくいきます」
「自分を愛すれば、しあわせになれます」
「自分を愛すれば、すべての問題は解決します」
と、悩み苦しんでいた当時、いろんな本に書いてありました。
これで解決できると、喜び勇んで、一生懸命自分を愛しました。
しかし、問題は解決しませんでした。
なぜ?
自分を愛したら問題は解決し、しあわせになれるんじゃないの?
ああ、愛しきっていないからだ、、、。
いいところまで愛することができたのに、どうしても愛しきることができませんでした。
100%愛しきらないと問題は解決しないんだ、と思いました。
しかし、どうしたらいいかわかりませんでした。
途方にくれたときに、この世の仕組みを学ぶことになりました。
ようやく、自分を愛することができない理由がわかりました。
自分を愛せないのは、ただ1つの理由でした。
「ただ1つの理由」とは
「いつまでたっても、自分の嫌いなところを認められない、受け入れられない、許せないからです」
「自分の嫌いなところが、いつまでたっても嫌いだからです。好きになれないからです。愛せないからです」
えっ、それが愛せなかった、ただ1つの理由!?
なにを今さらいってるの!?
自分を愛するって、今まで愛せなかった自分の嫌いなところを愛することでしょう。
それが自分を愛するってことでしょう。
わかってるよ。
やっていたよ。
がんばって、自分の嫌いなところを愛そうとしたよ。
愛せるようになってきたよ。
と、わたしは、反論しました。
しかし、この世の仕組みがわかってくると、愛している”つもり”だったことに気がつきました。
愛しているつもりは、つもりでしかありません。
表の思いと裏の思い
わたしたちには、表の思いと裏の思いがあります。
表の思いとは、わたしはこう思っていると、自分が自覚している自分の思いです。
裏の思いとは、自分では気づいていない、でも心の一番奥で思っている自分の思いです。
一番奥にある思いこそが、自分の一番の思いであり、本心と思ってください。
自分を愛そうと一生懸命だったとき、わたしの表の思いは、嫌いな自分を愛したいと思っていました。
しかし、裏の思いは、嫌いな自分を愛することはできないと思っていたんです。
自分を愛したいと思っている、表の自分。
自分を愛したくないと思っている、裏の自分。
裏と表が、一致していません。
一致していない場合は、一番奥にある裏の思いが叶います。
一番奥にある思いが、一番エネルギーが強いからです。
一番奥にある裏の思いが叶う、ということです。
「いつまでたっても、自分の嫌いなところを認められない、受け入れられない、許せないからです」
「自分の嫌いなところが、いつまでたっても嫌いだからです。好きになれないからです。愛せないからです」
これが、一番奥にある裏の思いです。
当然、自分を愛するなんて、できるわけがありません。
一番奥にある裏の思いを「自分を愛する」、それも「どんな自分でも愛する」に変えない限り、永久に愛せないということです。
一番奥の裏の思いを変えないと、本当に自分を愛することはできない!
これが、自分を愛せないただ1つの理由です。
裏の思いが叶う
一番強い思いである、一番奥にある裏の思いが叶うのが、この世の仕組みです。
自分の思いが自分の現実を創っていることが、科学で証明される時代になりました。
自分の心の奥にある、一番強い思いが、自分の現実を創ります。
ということで、自分の現実を左右する、一番奥にある裏の思いを把握することが重要です。
しかし、裏の思いは、自分でさえわからないことが多いです。
裏の思いを知るためには、自分の思考感情を観察する必要があります。
自分は今なにを感じているのか、常に観察する癖をつけ、自分を知りましょう。
人は自分を映す鏡
人は自分を映す鏡です。
わたしたちは、人を通して、自分を知るようになっています。
意識的に、目の前の相手を通して出てくる、自分の思考感情を感じ取るようにします。
というのは、わたし達は目の前の相手を通して、自分の中にある思考感情を知るようになっています。
自分自身を、客観的に、俯瞰して自分を観ることがポイントです。
自分を別の自分が観る感じです。
最初は大まかに、でかまいません。
自己観察できるようになってきたら、注意深く、丁寧に感じ取るようにしてください。
ネガティブは観たくない
わたし達は、自分の都合のいいように、自分さえも騙します。
自分の本当の思考感情を観ないようにすることがあります。
一番最初に、ふっと出てくる感情があります。
一番最初に出てくる感情を見逃さないでください。
それが自分の、一番強い裏の思いです。
裏の思いは、ネガティブな思考感情です。
わたし達は自分のネガティブな思考感情は観たくないと思っている、と考えてください。
ふっと最初に出てきた思考感情は、ネガティブな中でも、最もネガティブです。
なので、無きものにするがごとく瞬時に隠し、次の思考感情が出てきます。
そして、その次に出てきた思考感情が自分の本心だ、と自分を騙します。
覆い隠す前に、その思考感情をつかまえてください。
その思考感情が、大事なキーワードになります。
この感情を無視していたら、いつまで経っても、自分を愛することができません。
わたし達はネガティブが嫌いだし、認めたくないし受け入れたくないものだ、ということを覚えていてください。
自分の中から出てくるネガティブな思考感情を知ると、その思考感情と向き合わざるを得なくなります。
揺さぶりが起こり、変わりたくないのに、変わらないといけなくなります。
それが、わたし達は、恐いんです。
変わりたいのに変わりたくない
表の思いは変わりたいと思っているのに、裏の思いは変わりたくないと思っている、ということが起こります。
自分では変わりたいと思っているのに、心の奥では変わるのが恐い、変わりたくないと思っていることに気づくことがあります。
わたし達は、嫌いな自分を変えたい、本当の自分で生きたいという本質的な欲求を持っています。
しあわせになりたいからです
ところが、変わりたいのに変わりたくないと思っているのと同様に、しあわせになりたいのにしあわせになりたくないという強い裏の思いを持っています。
勇気を出してここを観ないと、本当の自分で生きることはできません。
つまり、しあわせになれないということです。
「3つのなぜなら」とは
1つ目のなぜなら・・・愛する許可をしていない
繰り返しになりますが。
わたしたちは、ネガティブが嫌いです。
自分のネガティブな面を嫌悪します。
わたし達は、暗いこと、汚いこと、醜いことを受け入れられない特性を持って生まれてきた、と言っていいでしょう。
しあわせになるために、ネガティブな自分を受け入れた方がいいことは、頭ではわかっています。
ても心の奥の自分は、どうしても受け入れられないし、愛することができません。
嫌いな自分は、絶対にいてほしくない自分、絶対に観たくない自分だと思ってみてください。
無意識に、嫌いな自分を観ること、嫌いな自分に気がつくことを避けるでしょう。
この状況は、嫌いな自分を愛する以前の段階です。
本気でしあわせになりたいと思ったら、どんなに嫌いな自分であろうと、受け入れることを許可してください。
ありのままの自分を愛すること、知ることを、自分に許可してください。
許可したら、心が軽くなるでしょう。
なんでもっと早く許可しなかったんだろう、なにを恐がっていたんだろう、と思うかもしれません。
2つ目のなぜなら・・・自分を自分が騙す
わたし達は、自分を騙すのが上手になっています。
表の思いは、嫌いな自分を受け入れたつもりになっています。
裏の思いは、嫌いな自分を受け入れられず拒否しています。
受け入れたつもり、愛したつもりにしておけば大丈夫!嫌いな自分を奥にしまったままでいい。
観たくも、知りたくもない、嫌いな自分にそれ以上触れなくていい。
繰り返しになりますが、表面では、嫌いな自分を愛したいと思っています。
ても本心は、嫌いな自分が受け入れられず、愛せません。
矛盾しているようですが、わたしたちは往々にして、この矛盾を無自覚でやってしまいます。
問題なのは、自分を騙していることに無自覚なことです。
そんな自分に気がついていないことです。
気がつかないと、いつまで経ってもそのままの状態なので、問題が解決しません。
しかし、わたし達には本当の自分がいます。
心の声があります。
本当の自分が違和感を感じ、心の声がささやきます。
本当に自分を愛したのか?
愛しきったのか?
自分を問い直すチャンスをくれます。
わたしが、愛しきれないと途方にくれたことも、本当の自分が違和感を感じたからでした。
自分を騙しきれなかったということです
結局、本当の自分を騙すことはできないんです。
わたし達は、しあわせになるために生まれてきているからです。
3つ目のなぜならば・・・癒されていない
自分の嫌いなところを認められない、受け入れられないのには、理由があります。
癒されていないからです。
癒されていないので、自分を愛することができないんです。
自分の傷と向き合うプロセスが必要です。
癒されていないネガティブな思考感情は、受け入れられないんです。
癒されていなければ、受け入れられないのは当然です。
癒しが必要です。
自分を癒すこと、自分に寄り添うことが不可欠です。
癒すことができたら、ありのままの自分を受け入れられます。
自分を愛する実践
わたしの自分を愛する実践を聞いてください。
わたしは、自分を愛することができないただ1つの理由を知りました。
3つのなぜならを知り、どうすれば自分を愛することができるのかわかりました。
吐き気がするくらい、醜いと思った自分。
絶対に受け入れられないほど、嫌悪する自分。
どんな自分であろうと、自分だけは自分を拒否しない。
無条件でどんな自分でも認めよう。
どんな自分でも自分だけは受け入れて愛することを、実践し続けました。
つもりではなく、自分を愛することができるようになりました。
自分を愛すれば愛するほど、自分の望む現実に変化していきました。
自分を愛すれば問題は解決する、しあわせになるのは本当でした。
「排除」じゃない「選択」する
ネガティブな自分を排除するのではなく、ポジティブな自分を選択します。
排除ではなく、選択です。
ここ、重要なポイントです。
嫌いな自分を自分の中から追い出して排除する、のではないです。
嫌いな自分でも、自分です。
自分から自分を切り離すことはできません。
排除すること自体、無理な話です。
でも、わたし達は、嫌いな自分を排除したくなります。
しかし、ここは落とし穴です。
排除するのは、拒否する、ということになります。
ネガティブな自分を認めて受け入れるけれど、その自分を発動させない(選択しない)ということです。
ネガティブな自分は、自分の中に収めたまま、にしておきます。
これが、排除ではなく、選択しないです。
排除する=否定すると、いつまでたっても自分を愛することができません。
ただ、嫌いな自分を認めて、受け入れて、愛するだけでいいんです。
これが意外にできないものです。
さいごに
自分の嫌いなところを愛するには、それ相応の時間を必要とします。
なぜなら、長い年月をかけて、「自分が嫌い」を積み上げてきました。
相当な高さに積み上がっています。
誰もが、一気に荷物を降ろしてしまいたいと思うでしょう。
早く変わりたいと思います。
ところが、そうはいきません。
結局、荷物は1個1個降ろしていくのが、一番早いです。
力を抜いて焦らず、腰を据えて、楽しんで自分を愛しましょう。
楽しんで取り組むことが、なにより長く続くコツであり、一番の秘訣です。
必ず、変わります。
気がついたら、自分でも驚くほど変わっています。
それは、本当の自分に戻ることであり、至福の喜びです。
自分を愛すると決意するだけで、誰でも変われます。
決意すると、その方向に動き出しましす。
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