生きる意味。「なぜ生きてるの?」「何のために生まれて死んで。。。」そんなことをふと考えることはだれにも一度や二度はあるはずです。
「誰もがみんな必ず死ぬのになぜ生きてくる必要があるのか?」そんなことも思われたこともあるかもしれません。私自身そんなことを何度か考えたことがありました。
生まれては死ぬということを繰り返し、私たちはいったい何を目的としているのでしょう?
今回はそんなテーマを取り上げてみました。このことがわかるとあなたの日々がもっと充実したものになるはずです。
目次
- 悩みはなぜあるの?
- 悩みから意識の広がりへ
- 意識の広がりの先にあるもの
- DNAの進化へ
1.悩みはなぜあるの?
生きることにおいて避けて通れないのが悩みだと思うのですが、生きていると誰もが必ず体験する悩み。もしかしたら、今あなたは悩みの暗闇の中にすっぽり入ってしまっているかもしれませんね。
そんな避けて通れない悩みを私たちはなぜ生きてる間に経験するのでしょう?できることなら悩みのない人生がいい。いつもご機嫌で幸せな人生がいいはずです。それでも私たちの人生に悩みは必ずと言っていいほど誰もが体験します。そのことと生きる意味との関係を探ってみました。
私たちが生きていくために空気が必要なように、私たちの人生においても悩みが大きな役割をしていると考えられます。
悩み事の内容は人それぞれですが、悩みがある、あるいは悩むという体験はほとんど同じようなものと考えられます。頭がドーンと重かったりや胸が締め付けられるような感じ,なかなか眠れないといった感じですね。
そこで人は選択します。「悩みから何とか脱出したい。」と切に願う人もいれば、意外にも「どうせ私は仕方がない。人生なんてこんなもの」とあきらめということを選んでその悩みの中にそのまま居続ける人もいます。
私たちのようにハイゼミにやってきた仲間達の理由の一つが「悩みから何とか抜け出したい。」というのがあります。これは入学の動機の中でも大きくウエートを占めていると思います。「この苦しい現状から何とか抜け出したい。」そう思ってハイゼミの扉をたたいたのです。
実は私自身ハイゼミで学ぶうちに、そのこと(悩みから抜け出し幸せになるということ)にもっと壮大な意味があることを後になって知ることになるのです。
2.悩みから意識の広がりへ
では、悩むということを幸せに変えるということの壮大な意味を説明しましょう。
ハイゼミの学びのはじまりは3つのステップからです。
1、自分を客観視する。
↓
2、自分の悩みの種を掘り下げていく。
↓
3、悩みに付きまとう感情に意識する。
そのように悩みから自分自身にフォーカスすることで私たちは悩みから自分自身にたいしてのいろいろな気づきが起こり始めるのです。
悩みの奥にあるものをを掘り下げて解放していくうちに「ハッ!」と気づきが起こることがあります。
その気づきがやがて意識の広がりに繋がり、今までとは違った側面から物事を捉えたり感じたりすることができるようになるのです。それと同時にまた悩みの解決にも繋がっていきます。この一連のこと(悩み→自分を掘り下げる→気づき)がまさに意識を広げるための作業だったのです。
悩みを元に意識を広げるということを知ると、やがて今までと違ったものの見方ができるようになります。
たとえば今まで許せなかったことが許せるようになるとか、今まで落ち込んでいたのが同じようなことが起きても落ち込まなったりします。さらに怒りを感じていたことに対して穏やかな気持ちに変化したり、人へのジャッジが仲間意識に変わるなどを体験するようになります。これこそがまさに意識が広がった状態なのです。
といったことが起こり始めます。これこそがまさに今までの意識から広がった状態なのです。
3.意識の広がりの先にあるもの
私たちが今生きている価値観の基準は過去において自分に染みついた固定観念や思い込みから来たものです。そしてそこをベースに物事を判断し感情を感じて生きています。
つまりその思い込みや固定観念に気が付くことで、違ったものの見方、捉え方ができるということになります。今までの慣れ親しんだ思い込みや固定観念の意識を広げることによっていろいろな角度から物事を見れるようになるのです。
そしてそのことが心に平安をもたらし、やがては幸せ感を感じられるようになります。
幸せであることは私たちがこの世で生きている間に強く願うことですが、実はそのことも私たちが生きる意味と大いに関係があります。
私たちは子供のころから成長過程で思い込みや固定観念を植え付けられたことが元で悩みます。そこで自分と向き合い気づきが起こり、物事の捉え方に変化が起きる。そのとらえ方の変化こそが意識の広がりであり悩みを幸せに変えていく過程なのです。つまり悩みから幸せへのプロセスを体験することがまさに私たちが生きる意味なのです。
そして幸せを感じて生きることが、実は人類の進化と大いに関係があったのです。人間以外の動物はその形態において進化してきました。人間は形態の変化はほとんどありませんが精神や意識の点で進化し続けているのです。
「戦争や争いごとの絶えなかった過去から平和な社会へ」と多くの人が願うというのはまさしく意識の進化なのです。
つまり私たち個々においても悩みや苦しみから幸せを望み、そのことにチャレンジすることが人類の進化につながるということになります。
4.DNAの進化へ
話が少し飛躍しますが、私たちが持つDNAは12本あるとされています。ところが現在は2本しか作動していなくて、残りの10本はバラバラになっているので作動していない状態だそうです。
もし、この12本すべてがすべて作動したら私たちはどんな体験ができ、どんな能力が開花するのでしょう。このことこそがまさに人類の進化ですね。つまり私たちの生きてる意味となります。
そのDNAの作動について私たちハイゼミでは様々な角度から学んでいます。実はその2本のDNAしか作動していない原因の大元にあるのが私たちが感じるネガティブ感情だといわれています。そのネガティブ感情が絶縁体となって残りのDNAをバラバラにしているそうです。
このことを知って私自身大変驚きました。ネガティブ感情が悩みを作り出しそしてその悩みがあるから自分の持つネガティブ感情に気づきます。その感情を解放し続けることによって私たちは進化し続ける。ここに私たちがこの世に生まれてきた生きる意味があるのです。
幸せを求め続けることこそが私たち人類の進化に大いに関係しているということですね。私たちの大きな任務である人類の進化のためにも幸せである必要があります。
幸せを願うことは個人のエゴではなく、人類の進化であることを改めて心に刻んでほしいと思います。