「明日の仕事のことや将来への漠然とした不安で眠れない」
そんな経験はありませんか?
そんなときは、リラックスできる大好きな音楽を聴いたり、お気に入りの入浴剤にゆったりお風呂に入ったり、温かい飲み物を飲む、安眠グッズで対応するなど不安で眠れない状況を和らげるための方法は沢山あります。
その中で今回は、お金をかけずに、不安で眠れない状況を解消する3つの提案をご紹介します。そのこの効果はナチュラルにして絶大です!必要な材料は「自分の思考と感情」そして「ノート2冊」と「筆記用具」不安で眠れないその原因を丁寧に丁寧に溶かしてゆきます。
1、なぜ不安?具体的にノートに書き出してみる
例えば数日後、仕事で大事なプレゼンテーションが控えているとします。うまくいかなかったらどうしようと不安に思って眠れないとき次第に、眠れないことそのものが悩みの種になってしまうことも。ついつい焦ってしまったり、そんな自分を責め立ててしまいがちです。
なのでそんな状況のときこそ「すぐに眠れなくても大丈夫」と自分をまずはゆるめてあげましょう。眠れない時間この時間こそを有効に使ってゆきたいからでもあります。
その上で、不安だと思っている具体的な部分、思い、思考を紙に書き出してみます。頭の中だけでぐるぐるしているときその思考は実は漠然としていることが多かったりします。具体的にどんな思考が働いて「不安」が起きているのかを自分自身に”認識”させてあげるこの作業が「書き出す」という作業です。
眠れない元となっている不安の感情。実はその前に「思考が先行し」頭の中を巡って、その後に感情が浮上するという、思考と感情のメカニズムがあります。「数日後の大事なプレゼンテーション」という未来へ、先に思考が飛んでいる状態、これもその一つの理由でもあります。
漠然と繰り返す思考を具体的にノートに書き出すことで、不安で眠れないその元となっている思考を「頭の中から一旦外に出してあげる」ことが大切な作業になります。
次に、頭から取り出した具体的な思考を書いたページを、今度はびりびりと思いっきり破きます!すっきりするまで何度でも!書いては破り、また書いては破り!この作業をするだけで驚くほどにすっきりし、ふっと心地よい眠気が訪れることをこれまで私自身、何度も体験することができました。
2,「不安の感情は選ばない!」と自分に宣言する
「紙に書き出した思考」が元になって、不安が立ち上ってくること。結果、「眠れない」という状況が起きていること。このことが、書き出すことでよりはっきりと認識できます。ステップ1ですっきりした思考。では、不安な感情そのものはどうしたらよいでしょう?
その具体的なステップが次にあります!
実はとってもシンプルに、不安な感情を一旦捉えて認識し、「その感情を選ばない!」と心を込めて自分に何度も自分に宣言してあげることです!
「そう宣言するだけで本当にそうなるのかしら?」
と思う気持ちが何度も必ず出てきます。
この気持ちが出てくる上で大切なポイントは、その不安な感情をその都度自分がやはり「認識」することです。ぐるぐる巡る思考を「一旦紙に書き出して”認識する”」ことと同じように、感情そのものを「認識」します。
巡る思考がエンドレスに繰り返されているとき、それを元にした不安の気持ちもやはり連動して、エンドレスに連続している場合があります。この「エンドレス」な状況を止め、明確にすることが「認識」することともいえます。
そしてここからがとっても不思議なのですが、一旦認識でき「選ばない宣言」すると、エンドレスにはまっていた不安な気持ちがふわっと離れる感覚が得られます。
ここに心の「ゆとり」が生まれ、宣言通り意識的に不安な感情を選ばないことができるようになります。
※不安な感情もノートに書いて破いて捨てることもお勧めです!
漠然とした思考がすっきりするのと同じ様に、眠れない原因であった不安な感情がふと気づくと和らいでいることを体感します。無理をして眠ろうとすることなく、自然な眠りへと誘われていることも、多く体感することが可能になってきます。
3、もうひと押し!心が望むイメージ、味わいたい感情をリアルに書きだす
次に、
「心から望むイメージ」と「そこで味わいたい感情」を、もう一冊の別のノートに書き出します。例えば「プレゼンテーションが最後まで心地よくスムースに運ぶ」そんなイメージを描いたとします。その場面のイメージをさらに具体的に書いてゆきます。
「周りには笑顔が自然とこぼれ、自分もみんなもとても幸せな時間を過ごしている!」 例えばこれはほんの一例で、どんなイメージでも自由にワクワクするイメージを心望むまま書き出していきます。
同時に、そこで自分が味わいたい感情もリアルに味わいながら書き出していきます。
幸せや喜びの感情、自分自身が「心地よい」と感じる感情を望むイメージへ注ぎ込むような要領で!ここで最も重要なポイントは、そうしたイメージや感情こそが「私の現実」だと改めて決め、信じてしまうことです!
・・・・とはいえなかなかすぐにそうは思えないもの。ですが、心底そう思えないときも、ステップ1、2の作業へ戻ることができます。なにを思ってそう思えないのか?その具体的な思考をまた書き出し、破いて捨てる!浮上する不安も「認識」して「選ばない!」と宣言する!
そして再び心から望むイメージや感情こそが「私の現実」だと決め信じ、思う存分味わい尽くします。数日後に控えたプレゼンテーション「私の真実はこっち」と、思考と感情を誘導してあげる感覚です。別冊ノートを存分に使います!
「心から望む”私の現実”をノートに書く」ことに意識をあてるとき、不安で眠れない、その時間そのものが、次第に至福のとても愛おしい時間となっていきます。すると、眠れないことに対する不安や焦りもまた、ふと気づくと解消されている不思議なメカニズムを体感することができます。
4,まとめ
お金をかけず「自分の思考と感情」「ノート2冊」「筆記用具」を使って、丁寧に自分と向き合いながら。。
お風呂に入ってホッとリラックス。温かい飲み物を傍らに、眠れない時間も至福のとても愛おしい時間に変え自然で心地よい眠りに入っていく感覚を、私自身、現在進行形で取り組んでいます。
自然で豊かな安眠が、お読み頂いたみなさんへもたらされることを、私のノートへ書き込んで!「不安で眠れないとき お金をかけずに解消する3つのステップ」お読みいただき本当にありがとうございました。