頑張る生き方からそのままの自分を認める幸せな生き方へ

  • 2019年9月25日
  • 2022年3月27日
  • 生き方
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「一生懸命頑張ってきた。でもいつまでたっても穏やかな幸せ感はやってこない…」

そんな頑張ることに疲れたあなたに、是非読んでもらいたいです。

「頑張りなさい!」
「頑張って!」

私たちは子供のころからことあるごとにこの言葉を受けてきました。そして、頑張ることはいいことなんだと、どんな時も一生懸命に頑張ってきたあなた。もしかしたら、今あなたが抱えている苦しみの原因がその頑張りすぎたことにあるのかもしれません。

あなたが何かそのことで気にかかることがあれば、一緒にそれを紐解いていきましょう。

私たちは頑張った先には豊かさや幸せが手に入るものだと信じてきました。でも、「どんなに頑張ってもいつも疲れてしまうだけ。」

そんなことを感じているとしたら、その頑張りを今一度見直してみませんか?頑張ることから少し離れてみるのもあなたの生き方の方向を変えるチャンスになるはずです。

いい人であろうと頑張る

いい人と人から言われたい思いが強いばかりに「NO」と言えないときがあったり、辛いことがあっても笑顔でいたり、引き受けなくてもいいことまで引き受けてしまったりすることがあるとしたら、それでは疲れてしまいますよね。もしかしたらいい人のためにあなたは頑張ってしまっているのかもしれません。

ハイゼミのHRで、以前学長さんが私たちに伝えてくださったメッセージの中にこんな言葉がありました。

「心で思っていることと、言葉や態度に出すことが違っていると、そこに歪みができてそれが天候や災害に影響を及ぼすこととなる。」

つまり、私たちの感情は決して自分が苦しめば済む問題ではなく、地球に影響を及ぼす原因の一つになりうる、ということらしいです。この感情の話はまた別の機会にお話しさせていただきますね。

いずれにしろ湧き出る感情とこうあらねばならないという思いで、自分自身が辛かったり苦しかったりするのは幸せな気分とはかけ離れたものです。こんなふうに「こうでなければ」と、頑張ることで自分自身を無意識に傷つけている場合が往々にしてあるようです。

良かれと頑張ることで自分を傷付けているとしたら、では、どうすればいいのでしょう?

「私さえ我慢すれば」と頑張る

これもまたよくある話で、「私もそう」って思っていらっしゃる方、うなずいていらっしゃる方が多いのではないかと思います。

「私さえ我慢すれば、丸く収まるのだから」

そう思ってどれだけあなたは今まで我慢してこられたでしょう。「ここは私が我慢して収める」と「本当はこうしたい」の相反する思い。これもまたあなたの本当の思いと思考にギャップがありますね。

例えば子供のころから、「あなたはお姉ちゃんだから我慢しなさい。」とか、「あなたは末っ子だからこれでいいのよ。」とかそんな言葉を言われたことが心に残っていて、大人になってからもそれが離れないと、本当の思いと思考のギャップが起こり続けるのかもしれません。

それが物事を丸く収める最良の方法だと自分に言い聞かせてきたのかもしれません。でも、思考と感情のギャップはあなたを傷つけてしまいます。そして本当はこの地球にも悪影響を及ぼしているのです。

では、どうすれいいのでしょう?

時間もお金も無駄にしてはいけないと頑張る

勿論時間やお金は大切なものですから、無駄に使うことは決していいことではないと思います。でも、そこに必要以上に頑張ってしまうことはあなたのストレスにも繋がります。

「1円でも無駄にしたくないから安いもので我慢をする。」「時間を無駄にしたくないからほんの少しの時間でも何かをしようと頑張る。」

こういうことがあなたにとって愉しくてワクワクするのだとしたら、問題はないと思ういます。けれどストレスや葛藤を感じてまでするのはあなたにいい影響を与えないのは明らかですね。

さらに、人はある方向に進み始めるとどんどん究極の方向に進んでいく習性があるようです。最初は愉しんで始めたことも、次第にもっともっとと頑張ってしまう。気が付いたら、すっかり疲れてストレスになってしまったという経験があるのではないでしょうか。

「本当はこうしたいのに」その我慢があなたをゆがめ、そしてやはり地球にも影響が出るのです。

では、どうすればいいのでしょう?

頑張ることはいいこと?

私たちは子供のことから、ことあるごとに「頑張って!」とか「頑張りなさい!」という言葉を聞いてきました。運動会、テスト、発表会、入学試験、入社試験などなど。そしてそのたびに「頑張らなければ」そう自分に言い聞かせてきました。

私は頑張ることは決して悪いことではないと思いますが、それを絶えず自分に課していると無理がきてしまいます。「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉がありますが、やはり頑張るにも通じるようです。

頑張ってきたあなた、頑張ることを忠実に守ってきて疲れてしまったあなたに言いたいです。「もう頑張らなくてもいいよ、あなたはそのままでOKなのだから。」

頑張ることを、自分の楽しみとしてやっているときは生きるエネルギーとして発動してくれますが、それが過ぎたときオーバーヒートしてしまうことがあります。

では、それをどのようにコントロールすればいいのでしょう。

頑張るを超えた生き方

あなたがもし今、いい人であろうとしたり、自分を犠牲にして我慢することを重ねてきたり、時間やお金に対して極度に神経質になっていたとしたら、その頑張るという思いがあなたの人生を息苦しく狭いものにしていないかご自身に寄り添ってみてください。

あなたはこの世に幸せを感じるために生まれてきたのです。

「わたしには、幸せを感じる資格などない。」などと決して思わないでください。私たちはみんな平等に幸せを感じる資格があるのです。それを大前提として考えた場合、あなたの頑張りは、あなたに幸せをもたらしてくれるものでしょうか?

あなたの頑張りが人目を気にしてのものや自分を犠牲にするものだとしたら、決して幸せにつながるものではありませんね。時間やお金もあなたを幸せにするために存在してると思えたなら、おのずとその役割をしてくれることでしょう。

頑張るは、ぜひあなた自身の幸せのために使ってください。あなたの幸せのためににすることとは、いつもそれが自分にとって心地いいかどうかが基準になります。

「こうあるべき」より「私がこうしたいから」を選んでください。ぜひ自分を喜ばせる生き方をお勧めします。


       
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