私たちは、たくさんの色に囲まれて生活をしていますが、実は私たちの心と体は、知らないうちに様々な影響を色から受けています。
なんとなく選んだ色、意識して選んだ色もあなたに必要な情報です。
あまりにも身近にある色。今気になる色。その色には、どんなメッセージがあるのでしょう。
色を活用することで、あなたの心が豊に幸せに導びかれるなんて・・・
色のことを知り、色をあなたの生活に活かしてみませんか?
1 色は光
まず、色とはいったいどういうものなのでしょう!そこからお話したいと思います。
色は光の一種です。
すべての色は虹の7色からできて、光の中に含まれています。光そのものは、無色でそのままでは見ることができませんが、何かにぶつかって、進み方がかわることで、色が生まれます。
この光は宇宙から降り注ぐ電磁波の一種で、波のように振動しながら進んでいます。電磁波には、様々な種類があって私たちが見ることができる範囲は限られていて可視光線と呼ばれています。
この光の中にある色を、実際に目で見ようとしたニュートンのお話。聞かれたことあるのではないでしょうか?
ニュートンは、プリズムを使って太陽光線を分光する実験をしました。そして、そこに現れたのが、赤,橙、黄、緑、青,藍、紫の7色の雨上がりの空に橋をかける虹の色だったのです。すべての色は光の中に含まれていて、光によってものの見え方が違ってきます。
少し難しいお話になりましたが、色を知るために必要だと思いましたので書いてみました。
色がどのようにして生まれたか分かっていただけたでしょうか?私たちが目にしている様々な色は、光から生まれたということです。そして、様々の色は、7つ虹の色からできているということです。
2 色からのメッセージ
色にはいろんなイメージがありますが、私たちは自然と色を選び生活をしています。無意識に選んだ色にも意味があり、色の意味を知ることで生活をより豊かに楽しく過ごすことができるようになります。ここでは、7色の虹色からのメッセージをお伝えしたいと思います。
赤色・・・エネルギーやバイタリティの象徴
虹の一番目の赤色は、色の中でも最も目立ち、生命力あふれたパワフルな色。
虹の7色の中で、とくに熱さやエネルギーを感じさせ、やる気のでる色として知られているのが赤色。赤は生命を象徴するもの。血液、炎のイメージがあり、危険を察知させる意味もあり、本能的に目に入りやすい色といわれています。信号機や警報機に赤色が使われているのも、実は理にかなっています。
赤色は「情熱」「生命」「健康」「積極的」「強力」などを感じさせますが、赤を好きな人は、行動的、外交的で勇気があり、何事にもチャレンジするバイタリティあふれる人といえます。
好き嫌いに関係なく、私たちは赤から様々な影響を受けています。たとえば、赤などの暖色系の部屋にいると、時間が早く過ぎたように感じます。あなたも赤色がたくさん目に入る所では、あまり落ちつかないという経験をしたことありませんか!客の回転を早くしたい場所では、赤などの暖色系のインテリアを意識的に使っているところもあるようです。
赤色が特に影響を与えるからだの部位は、骨、足、脊髄、直腸、免疫系です。実験でも人が赤い部屋に入ると血圧が上がり、体温も上昇、脳波も脳がはっきり目覚めている状態のβ波になるという結果がでたそうです。このように、赤は交感神経に作用して血圧、体温を上げたり、呼吸や心拍数を早くすることも分かってきました。
この色を嫌ったり、見たくない時は、心や体が疲れているというサインかもしれません。心や体が疲れているなって感じたら、赤色の食べ物を食べたり身に着けたり積極的に取り入れてみましょう。
しかし、気をつけてほしいこととして、熱が上がったり炎症を起こしている部位に使うと逆効果になるので注意してくださいね。
橙色・・・陽気さ、躍動感の象徴
虹の2番目の色の橙色(オレンジ色)は、パワフルで陽気な色。
オレンジ色は、赤と黄色を混ぜた色です。赤の強いエネルギーと黄色の明るさ、知性の両方の特質を持っている色です。赤ほど強くなく黄色ほど明るくないので、穏やかで女性的な色とされています。
また、喜びや幸福感を感じさせる色でもあります。太陽や新鮮なフルーツを連想させ、いきいきとした陽気さや活力、人を楽しませるのがこの色の特徴です。
暖色系のオレンジ色は食欲をさせる色。キッチンやダイニングにオレンジを取り入れると食欲も増してきます。また、あたたかで家庭的なイメージのオレンジ色をお部屋のインテリアに使ってみてはいかがでしょう。気分を変えるチャンスになるかもしれませんよ。
オレンジ色が影響を与える部位は、免疫系、神経系、ホルモン系、腸、肝臓、腎臓、皮膚疾患、腰部、生殖器などです。消化機能を高めるので食欲とも関係してきます。
オレンジ色の影響を受けやすい腹部は、感情と大きな関係があり、過去のことをくよくよし続けたり、古い感情を溜め込んだりすると腸の機能が弱まって便秘になることも。また、すぐに諦めてしまうような時は、逆に下痢を起こしやすくなるようです。
人間は感情の動物です。自分の感情を知り上手に表現することは、とっても大切なことだと思います。
失望感やネガティブになった時、落ち込んでいる時、笑いが足りないなって思った時、オレンジ色の洋服を身に着けたり、オレンジ色の食べものをとったりしてみてはいかがでしょう。オレンジ色が元気を与えてくれますよ。
最後に気をつけたいことを一言、オレンジ色はパワフルな色なので、精神が混乱してたり、吐き気や、気分が悪い時は避けたほうがいい色でもあります。
黄色・・・知性、判断、ユーモアの象徴
虹色の3番目の黄色は、最も明るく軽やかな色。希望、ユーモア、知識を表す色です。
不安を感じた時や気分が優れない時は、黄色いものを見たり、身の回りの小物に使ったりすると改善効果があると言われています。
黄色は知性にも深く関係していて、知識欲旺盛な人は黄色を好む傾向が見られます。また明るくユーモアにあふれ、他人に楽しさを与える傾向もあるようです。その一方でネガティブな面が出てしまうと、黄色の軽さが軽率さになったり、自由さが気ままになってしまうこともあります。
黄色の関係している部位は、胃、脾臓、肝臓、消化器官,胆のう、神経系などです。
この色のエネルギーが不足してくると、不安やイライラが起きたり、神経質になったりします。ストレスが胃にくるといいますが、不安と胃は直結しているようですね。
心配ごとがあったり、不安を感じた時に胃の当たりがキューンと締め付けられるような時は、黄色のものを見たり、黄色の食品を摂ったりと、生活の中に積極低に黄色を取り入れてみることをお勧めします。
緑色・・・バランス、調和、自然の象徴
虹色のちょうど真ん中の緑色は、バランスと調和の色。
植物の色でもあり、自然や生命を象徴し、健康や癒しのイメージのある色です。緑色は見ているだけでヒーリング効果もあり、目を休息させる効果や体全体の緊張をほぐす効果もあります。
リビングに観葉植物を置いたり、緑色のインテリアを置くことで心身ともにリラックスできる空間を作ることができます。あたたかさや寒さを感じさせない緑色は、黄色と青色の要素を持ち合わせ、寒暖のバランスをとっている色だといえます。
緑色には、興奮や動揺を鎮めてくれる作用があります。落ち着かない時や取り乱した時に、緑色を見たり身につけたりすると効果があります。
緑色が関係している部位は、心臓、胸腺、肺、循環器系など。緑色には緊張やストレスを和らげる作用があり、肉体の様々な部位に影響しているようです。
緑色は、まさに癒しの色といえます。
青色・・・平和とコミュニケーション、鎮静の象徴
虹色の5番の青色は、最も涼しいイメージを与えています。
クールさや知性を感じさせる色です。青は内に向けたエネルギーを感じさせ、冷静なイメージがあります。青い服を着た人は、礼儀正しさやまじめさを感じます。
また、青い色には緊張を和らげる効果があり、鎮静効果が高いため寝室に使うと安眠にも効果があるようです。その場合は、使いすぎるとエネルギーがダウンするので使いすぎには注意しましょう。
よく言われる「ブルーな気分」というのも青の鎮静効果がマイナスに働いた時の表現として使われているものです。
青色を好きな人は、内省的で、計画性があり知性的で自制心もあります。礼儀正しく真面目で信頼されやすいというのもこの色を好む人の特徴です。
青色には、コミュニケーションのテーマがあります。青色を嫌ったり、青色が気になる人は、「伝えること」「表現すること」など、コミュニケーションに問題があるのかもしれません。これを機会に自分と向き合ってみてはいかがでしょう。
青色が影響する部位は、喉,気管,食道、甲状腺、口,顎、歯など。風邪などによる咽喉部の腫れや咳、歯痛の治療にも青色が有効だといわれているそうです。
また、青色には、熱を下げ、炎症を癒し、血圧を下げる効果もあるそうですよ。
このように青色にはいろいろな効果はあります。上手に生活に取り入れてみてくださいね。
藍色・・・アイデア、直観力、叡智の象徴
虹色の6番目の藍色は、アイデアや直感の色。
虹色の中で一番暗い色をしています。青色と紫色にはさまれてあまり目立たない色ですが、青色に中に赤色の要素が加わり、見た目の静けさの中に赤の活動的なエネルギーを秘めた色なのです。
とてもクリエイティブな色で、アイデアや直感力に影響し、心の目に関係するのが藍色です。藍色からは、聡明さ、知的、理性,創造、賢さ、意志、信念などが感じられます。
藍色を好きな人は、素直に物事を考えることができる人。感性が鋭くて想像力があり、いろんなことを敏感に感じとる能力があります。賢くて、物事の見える面と見えない面をうまく統合し、調和をとることができる人です。青と赤の性質の調和を図るように、さまざまなシーンで2つの面のバランスをとることが得意です。
藍色が影響する部位は、小脳、目、鼻、耳などです。考えすぎることによる頭痛、目の疾患、近視や遠視などもこれらの部位の機能と関連しています。
藍色は、鎮静効果の役割もするので、考えすぎて起こる頭痛にも効果的です。また、青色と同じように、血圧を下げたり、炎症を抑える効果もあるといわれています。
このように藍色にはいろいろな効果があります。藍色を生活に取り入れてみましょう。
紫色・・・精神性、高尚さ、インスピレーションの象徴
虹色の7番目の紫色は、神秘的で精神性の高い色です。
日本でも古くか紫色・・・精神性、高尚さ、インスピレーションの象徴。高貴なものをあらわす象徴とされていました。
紫色は、赤の持つパワーと情熱、青の持つ智慧とクールさを混ぜ合わせた神秘な色です。
赤と青という正反対の色の特質をあわせもち、人をひきつける不思議な魅力のある色です。
一方では、他の色に比べて、好き嫌いが分かれやすい色でもあります。自然界に少ない色で普段から見慣れていないのがその原因の一つかもしれません。また、食欲が落ちる色としても知られています。赤と青の両方を持つ紫色は、見る人自身がバランスがとれていないと、不安や憂鬱感を感じる色でもあるようです。
紫色を好きな人は、一般的に精神性が高い人だといわれています。直観力が鋭く、思慮深く冷静で行動力があり、精神的なリーダーになるタイプです。ボランティア精神があり、物欲が少ないのも特徴です。しかし、度が過ぎると非現実的になり、地に足がついた生き方ができない場合もあります。
紫色が影響する体の部位は、大脳、松果体です。精神の病気や神経系にも関係しているといわれています。精神的な疾患や、感情の乱れなどが気になるときに特に紫色は効果があるようです。
ほかにも神経系のトラブルや免疫系の障害、筋肉の緊張を和らげる効果や、激しい頭痛など、頭部のいろいろな症状にも効果があるようです。
時代劇などでよくお殿様が頭に紫のはちまきをしていますが、これも紫の色の効果を無意識に感じた先人の智慧だったのかもしれませんね。
7つの虹色について書いてみましたが、いかがでしたか?
色は、私たちにいろいろなメッセージを伝えてくれています。今なんとなく気になっている色。
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