日本人の５人に１人はエンパスといわれていますが、エンパスとは他人の思いや感情、肉体的な状態を自分のことの様に感じたり、場のエネルギーを敏感に感じられる能力のことです。
でも実は、エンパスは特別なことではなくて、むしろ本来の自分にかえる過程で開いていく能力です。
今、新しい生き方を始めようとしている人たちは、今までの３次元の肉体からライトボディへ変容しつつあります。
エンパスの特徴である人の思い・感情・場のエネルギーを感じる能力は、私たちがライトボディへ変容していくときに起こる一つの特徴でもあるのです！
大きな変化の時期、今までとは違う感覚や肉体的体感に戸惑っている方もいるかもしれません。
そんなあなたへ。
この記事では、エンパス体質で人の影響を受けて、辛くなる生き方を克服して、逆にエンパス能力を生かし、あなたも周りも幸せになる生き方ができる道をお話します。
１．エンパスとは？
エンパスとは、一人の人間を生きながら「他者の体験」ができる共感能力です。
感受性が高くて、人の影響を受けやすい方。
気持ちがコロコロと変化して、情緒が安定しないと感じる方。
何もしなくても、疲労感を感じたり、説明のつかない痛みを感じる方。
そんなあなたは、エンパスかもしれません。
1-1. 自分と人との境界線
他者を体験するとは、「自分」という小さな箱からでて、相手の思い、感情、体を直接体験することです。
エンパスの特徴である、他の人の思い・感情を自分のもののように感じる能力は、実は気づかずとも､誰もが体験していることです。
肉体では、人と人との間に、あきらかな境界線があります。たとえば相手の手をみて、「それは私の手です！」という人はいないですよね。
でも、意識の世界では、混ざり合い交差しあって、はっきりとした境界線を引くことはできません。
「私の感情」と思って感じている感情も、実はその場の状態や他の人の思いを、自分のもののように感じていることがあります。
例えば、いつも明るく陽気なAさんと一緒にいると、気持ちが明るくなったり。
逆に不平不満を感じている人が一人でも同じ部屋の中にいるだけで、全体の空気感が重くなる経験はありませんか？
それは私たち人は、周りの人や状況、あるいは、遠く離れた人とも繋がりあって、影響し合って生きている証拠です。
エンパス体質の人は、それを敏感に感じるため、疲労感や痛みとして感じることもあります。
でも体感で感じない人も、人とエネルギーで関わり合って生きていることに変わりはありません。
1-2. 「自分」と「他人」の区別がなくなる
エンパス体質の人は、人との境界線がなくなりやすく、「自分」と「他人」の区別がつかなくなることもあります。
例えばイライラ・不平不満ばかり呟いている人と、部屋の中で一緒にいるとき、自分もイライラ感を感じ始めることがあります。
でもその人が、部屋からでたとたんに、急に体が軽くなったり軽やかな気持ちになることもあるのです。
いったい、あの「イライラ」はなんだったの？
エンパスの人が自分の能力に気づいていないとき、コロコロと変化する自分の気持ちに、戸惑うこともあるかもしれません。
でもそれは、人の感情を自分のもののように感じるエンパス能力です。
この能力に翻弄されているとき、エンパスの人は、他人の感情の影響を受けます。
そして自分の思いや感情と紐付をして、さらに感情を膨らませてしまうのです。
でも安心してくださいね。＾＾
この様な「他者の体験」は、真から他者を体験する準備ができた時に起こることだと思います。
それは「すべては一つ」と感じられる広がった意識へ還るためのプロセスでもあります。
２．エンパスをコントロール
さあ！ここからは、人から影響を受ける辛い状態から、逆に幸せや喜びの能力へ転換していく方法をお話ししましょう。
エンパスの人は他者の思いや感情を感じる分だけ、本当は喜びも幸せも、人一倍感じられる豊かな感性の持ち主なのです。
でも人の影響を受けるとき、自分にはどうにもできないとあきらめたり、相手に合わせようとすることもあるかもしれません。
まずはそんな他人を中心とした軸を、自分へ戻すことが大切です。（自分軸で生きる）
2-1. 自分軸で生きる
自分軸で生きるとは、いつでも自分が望むことを選択し続けることです。
例えばあなたの周りに恐れを抱く人がいて、その人の影響であなたも恐れや、肉体的な不調を感じたとします。
その時あなたには、「その恐れのエネルギーを自分のものとして感じ続けるか」、又は「この恐れはいらない」と決めるか、本当はどちらかの選択ができるのです。
その選択をするためには、まずここで一度、自分と他者との間に境界線を引きます。
境界線を引くとは、流れてくる思い・感情を無意識に自分に取り入れるのでなく、「これは望む」「これは望まない」と交通整理をしていくことです。
思い・感情と一体化してなんとなくそれを感じている状態は、自らの意思による「選択」ができていません。
でもそれは、無意識なままに「他者からの影響をうける」という選択をし続けているのです。
つまり、他人軸です。
なので、どんな時も自分の望むことを中心に、自分軸へ切り替えていきます。
2-2. 人の奥につながる
エンパスで人の影響を受けてしまうとき、それは表面的なエネルギーに繋がっているときです。
周りに左右されず、自分軸を保つために大切なことは、人や物事の奥のエネルギーに繋がることです。
それにはまず、相手や物事の良いところへ意識を向けられる練習をしていきます。
どんな状況、人も、必ずポジティブな側面があります。
そこに意識を向けられるようになること、それが人の奥に繋がることです。
なぜなら人は誰もが表面的な部分には、ネガティブなエネルギーがあります。
でもその奥には、広がった高次の領域があるからです！
こうやって、繋がる意識の領域を変えていくことで、人や場のネガティブなエネルギーに翻弄され辛かった状態から抜けだすことができます。
そして今度は、人の本質エネルギーと繋がり、内側から深く幸せ・喜びを感じられるようになるためにエンパス能力を使っていけるのです！
2-3. ハートを開く
本当の意味でのエンパス能力が開花していくとは、本来の自分へ還っていくことでもあります。
エンパス能力が開き、エネルギーで感じることができるようになると、たいてい始めは、人の表面のエネルギーと繋がります。
表面的なエネルギーには、ネガティブもあれば、ポジティブもあります。
私も幼少期から無意識に人のネガティブな影響を受けて生きてきました。
心が閉じた人と繋がったとき、空気のないトンネルに飛び込んだような呼吸困難に陥ったこともありました。
そんな辛さからどうやったら解放されるかと試行錯誤を繰り返し辿り着いた道は、私自身のハートを開くことでした。
ハートを開くとは、自分自身の中のネガティブな感情を解放していくことです。
そうやって解放を続けていくと、相手の良い面にフォーカスできるようになります。
すると、あなたのハートが開き、内側から本来の喜びや幸せのエネルギーが広がっていくのです。
３．エンパスの素晴らしさ！
そうやって私たちは、自分自身の意識の領域を、高い周波数の領域へ上昇させていくことができます。
これが、始めにお伝えした、３次元の肉体からライトボディへ変容していくことです。
人一倍、繊細で感受性豊かなエンパス体質のあなたには、それができます！
そして、あなたの内側から感じる幸せエネルギーは、周りの人も幸せにする力があります。
エンパスで苦しんでいるあなたへ。
ぜひその能力を、辛さではなく、喜びを広げる方へ使っていきませんか？
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